2012年7月11日 (水)

2012「夏休み北海道寺子屋合宿」のご案内


●北海道寺子屋合宿●

◆◆2012年度夏休み・参加者募集◆◆

涼しい北海道で、寺院・教会・関係施設を解放
…サークルや部活動も大歓迎…

宗教宗派を超えた緩やかな全国ネットワークである「原子力行政を問い直す宗教者の会」では、子どもたちや女性が少しでも放射能から守られることを願う関係団体、市民団体の協力を得て、昨年に続きこの夏休みも「北海道寺子屋合宿」を実施いたします。

放射線数値の低い環境での一週間以上の生活が子どもたちの免疫力を高めます。涼しい北海道で、仲間たちと、好きなことを思いっきり楽しんで下さい。

◆対象
 ・引率者のいる児童・生徒・子どもたちのグループ
     (部活動/スポーツ・文化団体等)
 ・保護者が同伴する18歳以下の子ども(家族・母子)
 ・妊娠中の女性

◆日程(福島発着)
【第1期】(定員45名)7月25日(水)-8月2日(木)
【第2期】(定員140名)7月28日(土)-8月5日(日)
【第3期】(定員40名)7月31日(火)-8月8日(水)
【第4期】(定員45名)8月18日(土)-8月26日(日)

【往路】
郡山駅前15:30<バス>福島駅前16:30<バス>18:30仙台港19:40<フェリー>
翌日11:00苫小牧港<バス>滞在先(札幌なら13時か13時半頃着)
【復路】 滞在先<バス>苫小牧港19:00 <フェリー>翌日10:00 仙台港<バス>福島・郡山

◆滞在地 札幌市、旭川市、赤平市、深川市、上川郡、勇払郡、夕張郡、中川郡、他
◆宿泊先
東本願寺札幌青少年研修センター、他寺院・教会、関係施設
(参加グループの構成等によって調整いたします)

◆費用及び条件等
☆宿泊・部屋代、水道光熱費は無料です。
☆福島から現地への往復交通費は、当会が負担いたします。
☆食費、現地移動費、競技施設利用費等は原則として各自負担です。
 詳しくは個別にお問い合わせください。
☆競技・活動種目によって、現地のグランド・体育館・施設を探します。

◆申込先 FAX:03-3654-2886 E-mail:hit@nam-mind.jp
詳細は追ってご相談させていただきますので、とりあえず下記の項目をおわかりになる範囲でご連絡下さい。
  
◆主催 北海道寺子屋合宿コンソシアム
    <代表 長田浩昭(原子力行政を問い直す宗教者の会 事務局長)>
 
◆申込・問合せ先
     原子力行政を問い直す宗教者の会 http://gts.mukakumuhei.net/
東京事務所 〒132-0033 東京都江戸川区東小松川2-5-12 寿光院内(大河内秀人)
TEL:090-3213-4575 FAX:03-3654-2886
E-mail:sewanin@mukakumuhei.net

◆協力団体(6月27日現在)
子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク/ハーメルン・プロジェクト/
札幌市仏教連合会/赤平仏教会/真宗大谷派(東本願寺)/日本バプテスト連盟/他

※この事業は、滞在先までの往復にかかる経費の一部につき北海道
新聞社の支援を受ける予定です。
FAX:03-3654-2886  Eメール:hit@nam-mind.jp

       記


◆ 2012年度 夏休み 北海道寺子屋合宿 申込

1.グループ名

2.連絡先  氏 名 /電 話/メール

3.参加者 未就学児     名
    小学生      名
    中学生以上    名

4.引率者(保護者) 名

5.希望日程・滞在先
□ 第1期 7月25日(水)-8月2日(木)
□ 第2期 7月28日(土)-8月5日(日)
□ 第3期 7月31日(火)-8月8日(水)
□ 第4期 8月18日(土)-8月26日(日)


6.グループの概要、競技・活動種目


7.その他、ご希望、ご質問等


以上

2012年4月24日 (火)

【73】転載:特別講演会「原発と憲法第九条」

こんにちは

正義と平和協議会です。

以下、おしらせいたします。

 

***jp***jp***jp***jp***(転送・転載大歓迎)***jp***

jp***jp***jp***

 

「宗教者九条の和」主催

第4回

特別講演会

原発と憲法第九条

--広島原爆10万倍の放射能とどう向き合うか--

○講演者:所 源亮(ところ・げんすけ)一橋大学イノベーション研究センター特任教授

○日時:2012年5月7日(月)午後2時~4時

○会場:衆議院第2議員会館第5会議室

(会館ロビーで係の者が入館証をお渡しいたします。)

 

地下鉄「国会議事堂前」駅下車 1番出口

地下鉄「永田町」駅下車 1番出口

 

 

「ほとんどの人々は、提示されている福島第1原発から放出され続けているぼう大な放射能の“原発数値”が訴えていることに対し、無視を決め込んでいるかのごとくです。なぜでしょうか。答えは簡単です。福島第1原発の事故を過小評価する方が“楽”だからです。別の言い方をすると、安全だと思いたいからです。

しかし、それは“幻想”です。そして原発に関して自分が思っていたことのすべてが“幻想”であったことを、不幸にして、4~5年後くらいに東京でもわかることになり、後悔することになります。しかし、残念ながら、それでは時すでに遅しです。」(『2012年の日本の課題と対応』より)

「憲法9条は、我々に人間の本質を見よと語りかけています。是非、今夜は夜空を見あげてください。そして、心を素直に、星たちの語らいに耳を澄まして下さい。我々の過去、現在そして、未来を語る星々の声が聴こえるはずです。今その声を聞く勇気が求められています。」(『日本人の幻想(二面性)、憲法9条』より)

 

○質疑応答もできます。どなたでも参加できます。

「宗教者九条の和」事務所

東京都渋谷区神泉町8-7

日本山妙法寺内

TEL 03-3461-9363

FAX 03-3461-9367

Email nqh10948@nifty.com

当日連絡  090-1853-1446

 

 

***jp***jp***jp***jp***jp***jp***jp***jp****

jp***jp***jp***

 

メーリングリスト充実のため、配信先をご紹介くだされば幸いです。

メール案内の不要な方も、お手数ですがお知らせください。

 

正義と平和協議会

Japan Catholic Council for Justice and Peace

日本カトリック正義と平和協議会

http://www.jccjp.org

jccjp@cbcj.catholic.jp

2011年8月19日 (金)

【72】◆意見書◆HRN 放射線被害と人権に関する意見書を公表

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  ヒューマンライツ・ナウ(HRN) メールマガジン
       2011年8月18日(月) 発行
~地球上のすべてのひとたちのかけがえのない人権が守られるように~
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆意見書◆HRN 放射線被害と人権に関する意見書を公表
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ヒューマンライツ・ナウ震災プロジェクトは、放射線被害と人権に関する意見書「福島第一原子力発電所事故に伴う住民の健康・環境・生活破壊に対して、国と東京電力がとるべき措置に関する意見書」を発表いたしました。
本日(8月18日)政府に執行の予定です(郵送)。
ウェブサイトに急きょアップしました。
http://hrn.or.jp/activity/topic/post-111/

時間をかけてスタッフを投入し、国際基準とチェルノブイリ事故時の対応を調査してきましたが、日本の対応がチェルノブイリ時の旧ソ連の住民保護をはるかに下回るものであり、一刻も早い対処が必要だと痛感しています。人権NGOとしては初めての本格的意見書の公表ではないかと思いますが、次々に人権の視点からも発言が続いていくことを期待しています。
是非ご参照、多方面でご活用いただければ幸いです。

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福島第一原発事故により、広島型原爆の20~30個分に相当する放射性物質が漏出していると積算される状況下で、広範な地域に住む周辺住民、特に放射能被害を受ける危険性がある妊産婦、乳幼児、子ども、そして若い世代の健康は深刻な危険にさらされています。
政府は、年間 20ミリシーベルトを計画的避難の指示や特定避難勧奨地点の指定の際の基準として用い、これを上回るおそれのある地域・地点については、避難指示等の措置を講じるとし、それ以外の地域については何らの補償も避難の権利も認めず、放射線防護策や除染も国として十分に推進していません。
HRNは、国際基準、チェルノブイリ事故の経験から自然放射線を除き1mSv/年を越える地域について、国が人々の健康の権利等を保護するためのすべての措置、そして補償等の措置をとるよう求めています。
原発事故から5か月が経過し、「暫定基準」などではなく恒久対策が求められている今、国際基準から著しくかい離した緩和された基準に基づき、住民の健康を危険にさらすことはこれ以上許されない状況です。日本は、チェルノブイリ事故後の旧ソ連の対応より著しく後退した対策しか取っていませんが、人権を尊重する国として恥ずかしくない対策を取る姿勢にただちに転換すべきです。
本提言書でHRNは以下のことを国と東京電力に求めています。

1  国際基準およびチェルノブイリ原発事故後の汚染区域の設定に基づき、自然放射線を除く年間被ばく量が1ミリシーベルトを超えるすべての地域について、住民の健康を保護し、住環境を取り戻すためのすべての必要な措置をとること

2  チェルノブイリ原発事故後、旧ソ連、ロシア共和国、ウクライナ共和国などにおいて、事故による年間被ばく量が5ミリシーベルトを超える汚染地域が移住地域と指定され、年間被ばく量が1ミリシーベルトを超える地域の住民が国の援助と補償に基づく避難を受ける権利を認められ、食糧、医療、生活手段の援助がなされたことを参考に、

・自然放射線を除く年間被ばく量が1ミリシーベルトを超える地域の住民に発生した損害に対し補償措置を行い、避難により生活基盤を奪われた人々に対し、包括的な生活再建を保障すること

・自然放射線を除く年間被ばく量が1ミリシーベルトを超える地域について、放射線汚染の恒常的モニタリングと住民への開示、一刻も早い除染による以前の状態への回復、放射線防護、食糧供給、内部被ばくを含む長期的な健康影響調査・医療保障などの措置を講じ、人々を放射線被害から守ること

・汚染の実態に即した避難地域の再検討を行うこと

また、これに先立ち、HRNは南相馬調査報告書を公表。アルジャジーラ紙に紹介されました。
http://hrn.or.jp/activity/area/cat147/post-65/
http://hrn.or.jp/activity/media/hrn-11/は、震災・原発事故後の人権状況に関し、国連人権特別報告者の来日事実調査ミッションの実現を求めています。
http://hrn.or.jp/activity/area/cat32/post-108/

HRN

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特定非営利活動法人ヒューマンライツ・ナウ
〒110-0015 東京都台東区東上野1-20-6 丸幸ビル3F
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ヒューマンライツ・ナウは2006年に発足した東京を本拠とする国際人権NGO
弁護士、研究者、ジャーナリスト、社会人等会員約750名、
東京、大阪、ニューヨークを拠点に世界と日本の人権調査、政策提言、アドボカシー
等の活動を展開している。
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2011年8月 3日 (水)

【71】原発震災下の子どもの避難・疎開問題と「エリートの恐怖心」

 以下、キリスト教各派の震災支援ネットワークから頂いた情報の転載です。

●原発震災下の子どもの避難・疎開問題と「エリートの恐怖心」

[この報告は2011年7月25日、福島市庭坂の果樹園の一隅にある「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」の事務所で、代表の中手聖一さんに聞いた話を要約したものです。]≪転載可とのことです≫

<福島ネットワークの活動状況>
 3月末に学校の測定を始めた時、メンバーは3人だった(危険を知る脱原発派の多くは、いち早く県外に避難。自分も子どもを岡山に疎開させた)。学校の測定で76%が管理区域(と同じ)と判明し、4月の文科省の「20mSv」問題で自主避難の動きが大きくなった。
 250人で5月1日に福島ネットワークを立ち上げたとき、当初は変人扱いされたが、不安が広がるにつれ仲間も増えていった。避難相談では、5月中はローン問題や家族間の意見の不一致などの調整とともに、避難受け入れ先とのマッチングも行おうとした。しかし、6月に入ると万単位の避難者見込みとなり、マッチング活動をするのは不可能になった。このため(避難受け入れ先の)情報提供までとし、あとは自分たちで連絡を取り相手と相談するようにしてもらっている。
 (計画的避難区域以外からの)自主避難は、3万5000人と報道されたが、実際は4万人を超えていると思われる。初め、子どもの避難・疎開は「夏休みがピーク」と思っていた。これは当たっていたが、7月になって「このままではまずい」と初めて気がついた人たちが多くなった。そこで、とりあえず夏休みだけでも乗り切ろうと、「今年だけでも親子で動いて」と要請している。2学期以降、また相談が増えると思う。次の移動のピークは来年3月の年度末に来るのではないか。
 県外からのボランティアの申し出はないわけではないが、地元の親たちの相談に応じるには、被災・被ばくの経験や地元事情の理解などが重要なので、相談活動では地元に残っている人や自主避難したメンバーで担っている。県外の人には、むしろ各地で子どもたちの受け入れ先でスタッフとして働いてもらった方がいいと思う。

<行政・議員の対応>
 強制的避難でコミュニティが崩壊することに抵抗が強い。(避難に伴う)補償問題もあり、国には避難区域を拡大させたくないという姿勢がある。
 地元自治体は避難に反対だ。理由は「住民がいなくなる」から。除染は「国任せでなく自治体もやる」とは言うが、避難には反対。ところが「市長自身はいち早く避難した!」と噂された市も出た。各政党の自治体議員たちも避難問題は口にしない。革新候補も「除染」を掲げるところまで。情けない限りだ。

<教育委員会>
 教師への締め付けが厳しい。生徒にマスク着用を勧めただけで、不適切と「指導」が行われ、辞める教師も出た。修学旅行バスの表示にも市町村名は書かず、「〇〇小学校」とだけ書くようにさせ、子どもたちには「福島から来たと言うな」と指示したところがある。福島人であることを恥と感じさせるような教育でなく、差別があればそれに立ち向かえる子どもにしていくのが大人の責任ではないか。
 行政・教育委員会は、避難を妨害して被ばくを拡大させる結果になっている。中体連、高体連は県内での大会開催を決定し、部活を再開させた。生徒たちは(放射能の)砂まみれになる。

<医者>
 山下俊一氏の福島県立医大副学長就任が象徴するように、県内の医療界からは誰も異論を出さない状況だ(自分の子どもだけは県外に脱出させている医師が多数いる)。ドイツの場合、医療は家庭医制度のせいもあり、医師たちは脱原発の先頭に立った。
 福島に(良心的な)医者がほしい。病院を作ることを真剣に考えるが、困難も大きいだろう。

<メディア>
 地元メディアは当初、何も載せず、記者は原稿を書くが「不安を煽る」と没にされた。福島ネットへの取材は海外メディアが圧倒的に多かった。最近は、両論併記の形で工夫すれば載るようにもなってきたので、記者たちも「何かあれば知らせて」と言う。しかし、避難問題は相変わらずダメで、福島ネットのメンバーの名前は全国紙などには載るが地元紙には載らない。

<労働組合>
 「脱原発」「除染」までは打ち出すが、「避難」は出さない。教組の郡山支部が例外的に頑張っているぐらいだ。もちろん個々に意思を持って動こうとしている教師たちはいる。

 [註:これらから、住民の避難に対する「エリートの恐怖心」とも言うべき構造が浮き彫りになる。]

<内部被ばく>
 福島だけでなく日本中に放射能汚染が広がっており、北海道でも0・1μSv/hが出始めている。これから私たちは、いやおうなく放射能汚染の中で生活せざるをえない。その中で、子どもに放射能の少ない食糧をどう与えるかが重要だ。学校給食制度には問題もあるが、こうなっては給食の仕組みを最大限活用すべきだと思う。「今日の給食は〇〇ベクレルでした。明日はもっと減らす新たな工夫をしましょう」という社会になるしかない。

<サテライト疎開の提起>
 選択的避難のあり方でも、「サテライト疎開」を提起したい。これは学校を核にして、たとえば札幌や広島に「分校」を設け、寄宿舎を作ってもらい、あるいは家族は借り上げ住宅に住み、「福島人」として暮らす。市町村も「分所」を設け、行政サービスも「〇〇市から」として継続する。住民税も「〇〇市」に払い、有権者も「〇〇市民」として存続する。数年~十数年のちに除染が進めば故郷に戻ってくることが前提だが、戻るかどうかも自己選択とする。
 学校以外でも、障がい者自主生活センターや「子ども福島」の支部を核としたサテライト疎開も考えられよう。

<「子どもに疎開を!」の国民運動>
 私たちが声をあげず、動かないなら、国も自治体も子どもの避難には動かないことがはっきりした。声を上げることによって各自治体が動き、国も費用を出すという状況にしていく以外にない。

[まとめ・文責:筑紫建彦/福島原発事故緊急会議・憲法を生かす会]

2011年6月22日 (水)

【70】FW: PUBLICITY1925 :原発に夢中 06 ~点と線と面

以下、転送します。

■■メールマガジン「PUBLICITYNo.1925 2011/06/22水■■

◆今号のポイント◆-------------------

福島第一原子力発電所の事故は、はたして組織をあげて飽きさ

せた人々の責任だろうか。それともいつのまにか飽きた人々の

責任だろうか。誰の責任なのだろうか。さかのぼろう。

----------------------------

 

▼原発作業員を巡る報道もまた、「飽きていく」という人の世

の常の中にある。そのことを前号で書いた。前号で書いた事は

それだけではないが、今号はそれを起点にもう少し考えよう。

「飽きていく」からといって、「だから原発を推進していい」

わけではない。しかし実際は、まさに飽きたから、原発は推進

された。飽きていなくても原発は推進されただろうが、少なく

とも今のかたちとは違っていた可能性がある。

福島第一原子力発電所の事故は、はたして組織をあげて飽きさ

せた人々の責任だろうか。それともいつのまにか飽きた人々の

責任だろうか。誰の責任なのだろうか。【さかのぼる】と、よ

くわからなくなる。しかし、さかのぼろう。

少なくとも、圧倒的に「上からの」情報に依った現在の報道か

らわかることは、僅かなことでしかない。

▼1979年刊の『原発ジプシー』や1983年刊の『原発の

ある風景』などを読むと、この30年間、なぜ誰も止められな

かったのかという疑問に、深く沈んでしまう。

ぼくはこれらの本をはじめ、広瀬隆の『東京に原発を!』など

の著作も読んでいた。面白かった。えれえ分厚い『高木仁三郎

著作集』も読んでいた。偉い人がいるもんだと感心した。読ん

で知っていたのに、ほとんど何もしなかった。本誌のバックナ

ンバーでは、浜岡原発の危険性について少しだけ触れている。

でも、それだけだ。

本誌のもともとの編集主旨はそこになかったから、べつにそれ

でいいのだが、「公共性」について考える、と掲げたくせに、

その考えが甘かったことを思い知らされた。

▼3月11日から一ヶ月ほど経って、ようやく、今回の大震災

でどの次元の「底」が抜けたのか、考えがまとまり始め、三ヶ

月ほど経って、ようやく書き始めることができた。

何故、知っていて、知らんぷりができたのだろう、と自問せざ

るをえない。しかも、そういう類の社会問題は、他にも幾つも

あるだろう。

▼鎌田慧は「反対といいつつ、原発体制に冒されていたのだ」

と書いた。この人にして、この言あり。ぼくは深く項垂(うな

だ)れるしかなかった。

「原発に反対してきた、といっても、なんの言い訳にもならな

い。それは敗戦のあと、戦争には反対だったんだ、と弁明する

のに似ている。結局、戦争を止める力にはならなかった」とも

書いている。

http://gyazo.com/cbb2481883aca2653553c088200db091.png

なるほど。こういうものだったのかもしれない、戦争に負けた

後の気持ちは。

▼いつの間にか、ぼくは“無関心という名の牢獄”に入ってい

た。この牢獄は、行動のきっかけとなる自意識そのものを萎(

な)えさせる。

▼今の報道情況は、珍しいことが起こったから、驚いているに

過ぎない。と書くと心ある人から猛烈に叱られそうだが、大き

な流れは、そうだろう。

尤も原発を巡る報道は続いている。殆ど見られないのは、何度

でも書くが、作業員に関する報道だ。被曝の基準を超えた作業

員が2人になった、いや10人近い、などという情報は、「今

」「此処」だけを追った“点”だ。

もちろん“点”は大事だ。“線”も“面”も膨大な“点”から

成る。しかし“点”だけを見ていると、“線”も“面”も見え

なくなる。

見えなくなっていることを自覚できるうちは、まだいい。その

うち、“線”や“面”がある、という前提そのものを忘れてし

まう。

そして、忘れると同時に、“点”を追っているだけで、あたか

も問題の全体がわかっているような気になってしまうのだ。“

点”だらけの今、原発の“背景”が見えにくくなっている。

誰か、深く潜り始めていないだろうか。『ハチワンダイバー』

のように、電力会社と無数の下請け企業の盤目をかいくぐり、

原発作業員の、その家族の生活感情の海の中へ。

誰か、記録し始めていないだろうか。新進気鋭のナナロク社の

快作『未来ちゃん』(川島小鳥)のように、作業員たちの暮ら

しに息づく、日々の哀歓を。

▼TBSの金平茂紀が、福島原発で働く作業員たちに取材した

映像が、dailymotionで見れる。いつ消えるかわからないから、

早めに見ることをオススメしておく。

「福島原発作業員が実名で語る“過酷”」

http://www.dailymotion.com/video/xj8m3f_yyyyyyyyyyyyy-yy_news

(15分弱。現在252回再生)

▼この映像のなかには、自身も被災し、一歳のわが子が行方不

明になりながら、孫請け会社の作業員として原発で働く男性が

出てくる。「生活しなきゃなんない」から仕方なく働いている。

作業の説明の際、東京電力から自分の健康は「自己管理」せよ

と説かれ、「(暑いときは、マスクは)ちょっと開けるくらい

ならいい」とも言われ、まだ給料をいくらもらえるかわからな

い。現場の混乱の幾分かが伝わってくる。

▼また、悪性リンパ腫で夫を亡くした妻も証言する。沖縄出身

。亡くなった夫は沖縄から8つの原発に5、6年通い、53歳

で亡くなる前には70歳か80歳の老人のようになっていたと

いう。入院する前、家で鼻血を出し、風呂では血の塊を吐いた。

死から3年後の2008年、悪性リンパ腫としては初の労災が

認定されたという。彼が「初」である、という事実自体が、原

発の労働環境がいかに異常かを証明しているし、いまいちばん

必要な報道はこういう「点」から「線」、「面」を描くものだ

とぼくは思うが、この突破口を開こうとするメディアは少ない。

(つづく)

freespeech21@yahoo.co.jp

http://www.emaga.com/info/7777.html

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

 

2011年6月19日 (日)

【69】FW: ■被災地の小学生対象!環境サマーキャンプ

▼以下、BeGood Café のMLより抜粋転送します。

転送歓迎

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Letter from BeGood Cafe  [2011_6_17]

今年は被災地の小学生対象の特別編『地球小屋2011』  7/24-27

BeGood Cafe WEB運営スタッフを募集します。  6/30締切

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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

┃今年は被災地の小学生対象の特別編『地球小屋2011 724-27

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

              @長野県安曇野・シャロムヒュッテ

2007年より開催している小学生向けサマーキャンプ型環境授業を、

今年は被災地支援を目的とした特別編として開催することになりました。

今回は、震災被害に遭われたお子様を対象に長野県安曇野の大自然のなかで、

地球環境の大切さを感じていただくとともに、困難を乗り越えて、未来に

向かうチカラを育む3泊4日の体験型プログラムを行います。

■クボタeプロジェクト『地球小屋2011powered by BeGood Cafe

実施期間: 2011724()-27()34日 ※雨天決行

宿泊施設: 舎爐夢(シャロム)ヒュッテ長野県安曇野市穂高有明7958

      http://www.ultraman.gr.jp/shalom/

実施形態: 夏期林間学校(合宿スタイル)の活動

主  催: NPO法人BeGood Cafe

特別協賛: 株式会社クボタ

集合解散: 7月24()8:00 JR特急停車駅集合 ※仙台駅、福島駅

      727()18:00 JR上記駅解散

主なプログラム:お米の教室、田んぼ体験、エコランチクッキング、

        自然の循環教室、森の探検 他を予定

■応募要項

対  象: 東日本大震災で甚大な被害に遭われた三陸沿岸を中心とした地域の

      お子様で下記条件を満たす方。

      小学校4年生~6年生/上記日時にJR福島駅・JR仙台駅に集合可能

定  員: 20名(予定)

募集締切: 2011624日締切(当日消印有効)

応募方法: 下記サイトをご覧の上、郵送、FAXe-mailのいずれかにて応募

      内容をお知らせください。

      応募者多数の際は抽選の上、結果を6月末日までにご連絡します。

      http://begoodcafe.com/terrakoya2011

■お問合せ・お申し込み先

 NPO法人BeGood Cafe クボタeプロジェクト『地球小屋 2011』係

 〒153-0004 東京都世田谷区太子堂1-15-10 R三軒茶屋2F Smile Studio

 TEL03-6413-8801(平日10:0018:00のみ)担当:筒井 坂本

 E-mailterra-koyabegoodcafe.com

 (※を@に変えてメールを送信してください)

 ◎詳細はコチラ

  → http://begoodcafe.com/terrakoya2011

……………………………………………………………………………………

発信:特定非営利活動法人ビーグッドカフェ

154-0004

東京都世田谷区太子堂1-15-10 R三軒茶屋2F Smile Studio

TEL: 03-6413-8801 FAX: 03-6368-6410 E-mail: info@begoodcafe.com http://begoodcafe.com ……………………………………………………………………………………

2011年6月17日 (金)

【68】転送:河野太郎さんメルマガ(6/15・16)

▼以下、河野太郎さんのメルマガ2日分を転送します。

≪その1-15日分≫

......ごまめの歯ぎしり  メールマガジン版......
       衆議院議員 河野太郎の国会日記
===========================================================
河野太郎のツィッターはこちらから! @konotarogomame

東電の賠償金の支払いスキームについて、党本部で、日本の金融機
関から話を伺う。

日本の金融機関の危機感がにじみ出る、というか、なりふりかまわ
ず助けてくれっ、というプレゼンテーションだった。

プレゼン資料のなかに、『損害賠償負担の適性配分』という項目が
あり、そこには

一、国(原賠法に基づく賠償措置額:1200億円)
二、東電(コスト削減・資産売却などによる自助努力)
三、東電株主(配当削減、減資・希薄化負担)
四、電力利用者(電力料金値上げ負担)
五、国民(税負担による国の援助)

とある。

なんか違和感を感じて、よくみると、「債権者」が抜けている。
(東電の経営陣の退陣も抜けているが。)

と、次の項目が「債権者(社債権者・金融機関)負担の是非」とあ
る。社債5兆円、融資4兆円の合計9兆円は、全額守られるべきと
の主張だ。

電力料金の値上げや税金の引き上げはするが、債権者は全額守られ
るべきという理屈は何なのか。「国内金融市場の混乱・機能不全の
回避」だそうだ。

本来ならば、社債5兆円と融資4兆円は貸し手責任を問うべきだ。
そしてその分、国民負担が減ることになる。

しかし、枝野官房長官発言や浜岡原発停止『要請』などをみると、
海外から日本は法の安定が欠けると思われかねない。だから、一般
担保がついている電力債は、一般担保の範囲内で優先弁済もやむを
得ないと思う。

融資にはそのような仕組みはないので、責任が問われる。いや、問
われねばならない。

社債市場が混乱すると国債にも影響が出ます、中国が既に日本国債
を買い始めていますがこれは将来危ない等のコメントが出るが、自
民党本部だから中国が攻めてくるといえば何でもOKにはなる、と
いうことはない。

金融にシステミックリスクが出るというならば、金融機関の経営陣
が責任をとって退陣し、公的資金を注入すればよいだけだ。

金融機関は、東電の上場維持が大切だと力説するが、賠償金と廃炉
費用でどうにもならない企業の上場を維持することにどんな意味が
あるのか。

「債権の全額保護・東電の資金調達力確保、東電の信用格付けを回
復させ、今後の資金調達に資本市場を活用」だって!!

Moody'sとS&PはそれぞれAAからBBBへ、AA-からBB+
へと格付けを下げたが、R&IとJCRは役所からの働きかけでま
だA-、A+を維持していると力説。(おいおい、役所の働きかけ
が格付けを左右していいのか!)

これがAAに戻るためには、「東電に対する公的サポートが法的枠
組みの中でこれまでと同様の内容で確保されること」「東電の自己
資本が元の水準に戻ること」「東電の損害賠償額に上限が設定され
ること」が必要だ。政治がそれをやってくれ!

日本の金融機関は、金融危機から進歩していないのか。

会議後にマスコミから、自民党の長老の中にはこのスキームを支持
する人もいるようですよと耳打ちされる。自民党も進化しきれてい
ないのか。
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≪その2-16日分≫

......ごまめの歯ぎしり  メールマガジン版......
       衆議院議員 河野太郎の国会日記
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日本卸電力取引所というものがある。

この取引所のスポット市場では、翌日分の電力を、1日を30分刻
みに48コマにわけて入札する。

毎朝8時から9時半の間に翌日分の電力の入札が行われ、9時半に
取引が成立する。(正確には5日前から入札ができるのだが、現実
には前日の朝にほとんどの入札が行われる)

この3月11日までは、ほぼ毎日、1500万kWhから2000
万kWhの電力がスポットで取引されていた。

金曜日は、朝9時半に土曜日分が、11時半に日曜日分が、そして
13時半に月曜日分の入札が確定する。

3月11日の地震が起きた時には翌週月曜日分が確定していた。約
2000万kWh近い量だ。結局、その大半は震災が原因で、不履
行になった。

問題は、その後だ。

3月14日に、この取引所の東京電力管内のスポット取引が突然中
止になった。東京電力が取引された電力の託送を中止したからだ。

理由は、計画停電の作業をする際に、スポット取引された電力が混
じっていると作業が困難になるからだそうだ。

日経新聞が、このことを記事にしている。その際に、経産省に確認
すると、スポット取引は止まっていないという返答が来た。エネ庁
は、何が起きているのか把握していなかったか、意図的にスポット
取引を東電が止めたことを隠していたかどちらかだ。

この事件で、東電任せの送電網を使った電力の取引の基盤が極めて
脆弱だということが露呈した。東京電力の作業が、どれだけ煩雑な
ものになったのかは経産省に確認しても、全く把握していない。

東電が恣意的にスポット取引された電力の託送を止めてしまい、監
督官庁がその事実すら把握していない(あるいは隠蔽していた)と
いうのはインフラとして大きな問題だ。

やはり、発電と送電を分離して、きちんと公明正大に送電網が提供
されるということが大事であり、現在の電力が、発電と一体として
これを運用するやり方は大きな問題をはらんでいる。

ちなみに5月13日に、東電のこの夏も計画停電を行わないという
発表を受けて、6月1日からスポット取引が再開されている。それ
までの700万kWhが一気に1400万kWhに跳ね上がった。
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▲以上転送2件。

2011年6月16日 (木)

【67】FW: PUBLICITY 1924 :原発に夢中 05 ~「飽きていく」という主題による変奏曲

▼以下、メルマガ【 PUBLICITY 】の転送です。

----------------------------

メルト 溶けてしまいそう

好きだなんて

絶対にいえない… 

だけど メルト 

目も合わせられない

……

お願い 時間をとめて 

泣きそうなの

でも嬉しくて 

死んでしまうわ!

「メルト」作詞・作曲:ryo 唄:初音ミク

----------------------------

■■メールマガジン「PUBLICITYNo.1924 2011/06/15水■■

◆今号のポイント◆-------------------

さかのぼれば、原発作業員を巡る報道の歴史もまた、「飽きて

いく」という主題の、少しスパンの長い変奏曲に過ぎない。違

う主題の下で、幾つもの変奏曲をつくる必要がある。

--------------------- ◆PUBLICITY

▼『原発のある風景』は、一言でいうと、好みの本だ。各章の

題名といい、引用といい、文体といい、まなざしといい、対象

との距離感といい、権力の懐に斬り込んでいく言論の、一つの

範型だと感じる。

▼目次を紹介しておこう。上下巻の上は第一章「ジプシーの素

顔」、第二章「スクープ--敦賀原発事故隠し」、第三章「イ

レズミをした原発」、第四章「一冊の犯科帳」。

さらに下巻は第五章「神隠しの池」、第六章「誰がために鐘は

」、第七章「若狭路の春--病める町政」、第八章「原発のワ

レサ」、第九章「関西広域原発極秘計画--峠の向こうに」。

1983年=昭和58年刊の本書は、原発推進という国策の内

実を、読めばそのまま理解できるように描いている。

いくら正しい記述でも、断片的な羅列ばかりでアタマに入りに

くい本が多いが、『原発のある風景』は、全体像を、浩瀚にな

らず、適正な分量で--たとえば通勤や家事の合間に、1日平

均30分かけたとして、1冊を1週間ほどで読めるくらいの分

量で--まとめあげた良書だ。

▼『原発ジプシー』と『原発のある風景』を読んだ眼で見つめ

れば、ついさっき、あたかも初めて気づいたかのように、原発

作業員の大量の被曝を取り上げているマスメディアは、深刻ヅ

ラしている知識人、コメンテーターたちの姿は、殆(ほとん)

ど道化にしかみえない。

「あんたら正気か?」と、ひとりずつ肩を叩きたくなる。

一部の例外をのぞいて、彼らが騒げば騒ぐほど、隠されていく

事実がある。「ずっと昔からそうだった」という事実だ。

▼急いで付け加えよう。先の二冊と並んで触れなければならな

い先人の仕事は、樋口健二が撮った写真だ。代表作の『闇に消

される原発被爆者』は、八月書館から復刊されるそうだが、今

一番入手しやすい彼の著作は岩波ジュニア新書の『これが原発

だ』。

これまでに挙げたどれを読んでみても、マスメディアの限界が

明らかになるだろう。優れたルポルタージュを前に限界が明ら

かになるのは、むろんマスメディアだけではない。

かつて大阪万博を迎える前、原発建設の現場で唱えられたスロ

ーガンは「万博に原子の火を」だった。力強いスローガンだ。

原発=国策なのだから、これに反対する人々は、市民社会を脅

かす危険な反国家主義思想の持ち主と相成る。

さらに、常に少数派である反国家主義思想の持ち主たちの間で

、目も当てられない内部抗争が起こされる。その歴史は、当事

者たちは当然、語りたくないから、消えていく。そして「分断

して統治する」側の経験と知恵は蓄積されていっただろう。

▼さて、『闇に消された原発被曝者』は1981年刊(三一書

房)。先の2冊の刊行年は1979年と1983年。すべて昭

和50年代の作品だ(著者の年齢も並べてみよう。樋口健二は

1937年=昭和12年生。堀江邦夫は1948年=昭和23

年生。柴野徹夫は1937年生)。

▼なぜ原発作業員のルポが減ったのか。昭和50年代までと昭

和60年代以降とで、何が変わったのか。幾つか考えられる。

三人ほど、ライターや編集者の友人と話したが、まず大きな理

由は「電力会社側が変わった」点だろう。

前々号の冒頭で引用したように、『原発ジプシー』は減ってい

るようだ。それは電力会社側の、もしくは下請け側の“ケア”

が改善されたからかもしれない。

また、労働組合の弱体化も、原発作業員の様子がわからなくな

った要因の一つだろう。雇う側、雇われる側の、両方の変容が

、「取材者が内部に入り込めない」仕組みをつくったのかもし

れない。

しかし結局、被曝の被害者が減ったのか、じつは増えているの

か、肝腎なところはよくわからない。今、作業員の被爆量が基

準を超えたと報道が騒いでいるが、それを目にするたび、実に

申し訳ない感情とともに、非常にそらぞらしい感情で胸がいっ

ぱいになる。

現在ただいま、報道に携わっている人は、もしかしたら、『原

発ジプシー』や『原発のある風景』などの先行業績を読んでい

ないのではないか。下手をしたら、そもそもその存在自体を知

らないのかな?

▼もう一つ、考えうる理由は、「長文のルポを発表する場が少

なくなった」ことだ。つまり、商売にならない。これは原発作

業員の問題に限らず、あらゆる社会問題に通じる現象だ。売れ

ない商品は生産を減らす。資本主義の決まりだ。

すると必然的に、ルポのあらゆる「技術」が受け継がれなくな

る。じつはジャーナリズムの世界=業界そのものが、そういう

悪循環にすでに陥っていて、原発作業員の問題など、ほんの一

端に過ぎないのかもしれないが。

▼さらにもう一つ、【さかのぼる】観点から見過ごせないこと

を書いておきたい。それは「最も激しく原発を建設した時代に

、最も激しく原発の問題点を指摘する言論が発表されていた」

事実だ。つまり逆に、建設が下火になると、糾弾の論陣も下火

になった、という、単純な比例関係だったのではないか。

アフガンの「空爆」もパキスタンの「自殺爆弾」も、続けば続

くほどニュース価値が小さくなっていく経緯を、つい先頃まで

、ぼくたちは嫌というほど実見してきた。原発作業員を巡る報

道の歴史も、「飽きていく」という主題の、少しスパンの長い

変奏曲に過ぎない。

予測不能の恋で溶けた心も、誰でも検証できる冷厳な法則に導

かれるままに溶け落ちた燃料棒も、二度と元には戻らない。

お願い。時をとめて。その声はどこにも届かない。だからぼく

は、原発作業員の問題を、「飽きていく」という主題の支配下

に起き続けるつもりはない。

違う主題の下で、幾つもの変奏曲をつくり、演奏しなければな

らない。

(つづく)

freespeech21@yahoo.co.jp

http://www.emaga.com/info/7777.html

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

2011年6月14日 (火)

【66】FW: 菅降ろしは原発100%と原発の段階

最近、公安関係者と話していて確信したのですが、上層部(かなり
ハイレベル)から、何が何でも「脱原発」の動きを潰せという指令
が出ているようです。
私も地元で、自然エネルギー利用の事例をめぐるウォークを実施し
たとき、20名くらいで声も出さず歩道を歩いていたのに、窓ガラス
を金網で防御した警察のワゴンから拡声器で、「幟とプラカードを下
ろしなさい」と言われ、降りてきた警官たちに歩行を遮られました。
3月10日の東京大空襲慰霊の平和行脚の時も、同じ幟を持って歩い
ていたのですが、3月11日を境に世の中が変わったのを実感。
まさに政・官・財・学・メディアが全精力を傾けて、脱原発潰しに
躍起になっているのを感じます。

以下、「懐かしい未来ネットワークML」からの転送です。

---
浅川さん。リプトンです。

貴重な情報、ありがとうございます。

その他、僕が知っているのは、

渡部恒三

佐藤栄佐久さんが「抹殺」された後に福島県知事に当選したのは、渡部恒三の甥っ子
で恒三の秘書だった佐藤雄平。福島に原発を誘致したのは、民主党の渡部恒三とその
一族。「原発を作って県民は長生き」と発言したことがある。しかも、福島で事故が
起きても、自らの本拠地会津は影響が少ない。

小沢一郎
日米草の根交流のため、「ジョン万次郎の会」を設立時、東電元社長・会長であり、
経団連会長も務めた平岩外四の援助を受け、「ジョン万次郎歩一都フィールド記念 
国際草の根交流センター」と名前を変えた現在も小沢氏が会長、東電会長の勝俣氏は
理事。

与謝野馨

政界入り前に日本原子力発電社員。大臣就任前は「ジョン万次郎歩一都フィールド記
念 国際草の根交流センター」副会長。

電力総連

電力会社の労組ですが、民主党を支援。また、連合の有力団体。また組織内議員とし
て、参議院に2名送り出している。

直接関係のある人たちだけでも、これだけいて、間接的に「東電さんにはお世話に
なっ
ています」という議員は、これはもう掃いて捨てるほどいるはずです。浜岡休止と、
発送電分離、自然エネルギーへのシフト(発言)は、この人たちには許せなかったの

と思います。

> ---
> 皆さん,こんにちは!
> 浅川@行徳のマグマ大使です。
> 以下,転送します。
>
> ---
> そうじいです
>
> 菅政権はいろいろお粗末なことをやってはまいりましたが、菅おろしの面々につい
ても
> よく知っておかないと、ということで菅おろしで特に有名な方々のバックグラウン
ドを
> ピックアップ!
>
> ■石破茂氏
> ・今年長女が東京電力入社
> ・原子力というエネルギーをどのように安全にして維持していくかということ
>  から目をそらしてはならないと脱原発の動きをけん制。
> ・夫人が昭和電工取締役の娘(東京電力・昭和電工とも森コンツェルン)
> ・東電の大株主金融が出身支持母体
> ・東京電力株 4813株保有  
>
> ■谷垣禎一氏
> ・元原子力委員会委員長
> ・元原子燃料サイクル特別委員会委員長
>
> ■大島理森氏
> ・核融合エネルギー推進議員連盟 副会長
> ・電源立地及び原子力等調査会 元会長(現在、顧問)
> ・元原子力委員会委員長
> ・青森県六ヶ所村再処理施設誘致
>
> ■石原伸晃氏
> ・発送電分離、浜岡原発停止等を批判(手続き上ということではありますが)
> ・原子燃料サイクル特別委員会副委員長
> ・原子力研究所を核燃料サイクル機構傘下に吸収させる
>
> ■西岡武夫参議院議長
> ・諫早湾干拓は父親の構想がルーツ。
> ・諫早湾干拓訴訟で開門の判決を受け入れた菅首相に激怒。
>
> ■鳩山由紀夫氏
> ・選挙地盤の室蘭にある日本製鋼所が製造する原子炉圧力容器は世界シェア80%
>
> ■小沢一郎氏
> ・原発に慎重だった民主党の政策を「原発推進」に転換(ここにきて脱原発を主張)
>
> ちなみに小沢一郎氏の親分であり、自民党の原発利権誘導型政治をつくった
> ■田中角栄氏は原発資金で首相の座を射止めています。
> http://www.youtube.com/watch?v=xLbY1LHt6yA
> 本人は亡くなりましたし、すでに時効ですからロッキードより驚くべき話もいとも
簡単
> に出てくるのでしょう。
>
> 追加
> ■参議院では原発事故直後3/31、どさくさでヨルダンとの原子力協定案を可決
> http://bit.ly/fSvU83
> 賛成した国会議員
> http://bit.ly/hqR0Ct
>
>
> ちょうど今朝(6・10)の東京新聞に関連情報が掲載されていましたので引き続
きお
> 知らせいたします。
> 「地下原発」は菅降ろし?超党派議連発足の狙いは 大物が勢揃い 不信任騒動の最

> 大連立に含み
> http://data11.web.fc2.com/chika/

以上、抜粋転送

ちょうど今朝(6・10)の東京新聞に関連情報が掲載されていましたので引き続きお
知らせいたします。
「地下原発」は菅降ろし?超党派議連発足の狙いは 大物が勢揃い 不信任騒動の最中
大連立に含み
http://data11.web.fc2.com/chika/

2011年6月11日 (土)

【65】FW: リーフレットができました

滋賀県の松岡さんから、放射能に関するリーフレットのご案内が
添付ファイル付きで届きましたので、転送いたします。

▽リーフレット「放射能って ほんとうに こわくないの?」PDF http://gts.mukakumuhei.net/chinohitoleaf

▼以下転送

From: 松岡 由香子 [mailto:sansuian@gaia.eonet.ne.jp]
Sent: Thursday, June 09, 2011 12:19 PM
To: Undisclosed-recipients:
Subject: リーフレットができました

地の人・宗教対話センターのみなさま
 「放射能ってそんなにこわくないの?」のリーフレットが出来上がり
ました。ぜひ多くの方に配布していただくようお願い致します。リーフ
レット代、送料はどちらも無料ですので、必要枚数(できれば250部
単位で)をお知らせください。枚数をお知らせ頂かなかった方には10
部、のちほど郵送させていただきます。どうぞよろしくお願いします。
リーフレットのpdfも添付しておきます。

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