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2011年6月

2011年6月22日 (水)

【70】FW: PUBLICITY1925 :原発に夢中 06 ~点と線と面

以下、転送します。

■■メールマガジン「PUBLICITYNo.1925 2011/06/22水■■

◆今号のポイント◆-------------------

福島第一原子力発電所の事故は、はたして組織をあげて飽きさ

せた人々の責任だろうか。それともいつのまにか飽きた人々の

責任だろうか。誰の責任なのだろうか。さかのぼろう。

----------------------------

 

▼原発作業員を巡る報道もまた、「飽きていく」という人の世

の常の中にある。そのことを前号で書いた。前号で書いた事は

それだけではないが、今号はそれを起点にもう少し考えよう。

「飽きていく」からといって、「だから原発を推進していい」

わけではない。しかし実際は、まさに飽きたから、原発は推進

された。飽きていなくても原発は推進されただろうが、少なく

とも今のかたちとは違っていた可能性がある。

福島第一原子力発電所の事故は、はたして組織をあげて飽きさ

せた人々の責任だろうか。それともいつのまにか飽きた人々の

責任だろうか。誰の責任なのだろうか。【さかのぼる】と、よ

くわからなくなる。しかし、さかのぼろう。

少なくとも、圧倒的に「上からの」情報に依った現在の報道か

らわかることは、僅かなことでしかない。

▼1979年刊の『原発ジプシー』や1983年刊の『原発の

ある風景』などを読むと、この30年間、なぜ誰も止められな

かったのかという疑問に、深く沈んでしまう。

ぼくはこれらの本をはじめ、広瀬隆の『東京に原発を!』など

の著作も読んでいた。面白かった。えれえ分厚い『高木仁三郎

著作集』も読んでいた。偉い人がいるもんだと感心した。読ん

で知っていたのに、ほとんど何もしなかった。本誌のバックナ

ンバーでは、浜岡原発の危険性について少しだけ触れている。

でも、それだけだ。

本誌のもともとの編集主旨はそこになかったから、べつにそれ

でいいのだが、「公共性」について考える、と掲げたくせに、

その考えが甘かったことを思い知らされた。

▼3月11日から一ヶ月ほど経って、ようやく、今回の大震災

でどの次元の「底」が抜けたのか、考えがまとまり始め、三ヶ

月ほど経って、ようやく書き始めることができた。

何故、知っていて、知らんぷりができたのだろう、と自問せざ

るをえない。しかも、そういう類の社会問題は、他にも幾つも

あるだろう。

▼鎌田慧は「反対といいつつ、原発体制に冒されていたのだ」

と書いた。この人にして、この言あり。ぼくは深く項垂(うな

だ)れるしかなかった。

「原発に反対してきた、といっても、なんの言い訳にもならな

い。それは敗戦のあと、戦争には反対だったんだ、と弁明する

のに似ている。結局、戦争を止める力にはならなかった」とも

書いている。

http://gyazo.com/cbb2481883aca2653553c088200db091.png

なるほど。こういうものだったのかもしれない、戦争に負けた

後の気持ちは。

▼いつの間にか、ぼくは“無関心という名の牢獄”に入ってい

た。この牢獄は、行動のきっかけとなる自意識そのものを萎(

な)えさせる。

▼今の報道情況は、珍しいことが起こったから、驚いているに

過ぎない。と書くと心ある人から猛烈に叱られそうだが、大き

な流れは、そうだろう。

尤も原発を巡る報道は続いている。殆ど見られないのは、何度

でも書くが、作業員に関する報道だ。被曝の基準を超えた作業

員が2人になった、いや10人近い、などという情報は、「今

」「此処」だけを追った“点”だ。

もちろん“点”は大事だ。“線”も“面”も膨大な“点”から

成る。しかし“点”だけを見ていると、“線”も“面”も見え

なくなる。

見えなくなっていることを自覚できるうちは、まだいい。その

うち、“線”や“面”がある、という前提そのものを忘れてし

まう。

そして、忘れると同時に、“点”を追っているだけで、あたか

も問題の全体がわかっているような気になってしまうのだ。“

点”だらけの今、原発の“背景”が見えにくくなっている。

誰か、深く潜り始めていないだろうか。『ハチワンダイバー』

のように、電力会社と無数の下請け企業の盤目をかいくぐり、

原発作業員の、その家族の生活感情の海の中へ。

誰か、記録し始めていないだろうか。新進気鋭のナナロク社の

快作『未来ちゃん』(川島小鳥)のように、作業員たちの暮ら

しに息づく、日々の哀歓を。

▼TBSの金平茂紀が、福島原発で働く作業員たちに取材した

映像が、dailymotionで見れる。いつ消えるかわからないから、

早めに見ることをオススメしておく。

「福島原発作業員が実名で語る“過酷”」

http://www.dailymotion.com/video/xj8m3f_yyyyyyyyyyyyy-yy_news

(15分弱。現在252回再生)

▼この映像のなかには、自身も被災し、一歳のわが子が行方不

明になりながら、孫請け会社の作業員として原発で働く男性が

出てくる。「生活しなきゃなんない」から仕方なく働いている。

作業の説明の際、東京電力から自分の健康は「自己管理」せよ

と説かれ、「(暑いときは、マスクは)ちょっと開けるくらい

ならいい」とも言われ、まだ給料をいくらもらえるかわからな

い。現場の混乱の幾分かが伝わってくる。

▼また、悪性リンパ腫で夫を亡くした妻も証言する。沖縄出身

。亡くなった夫は沖縄から8つの原発に5、6年通い、53歳

で亡くなる前には70歳か80歳の老人のようになっていたと

いう。入院する前、家で鼻血を出し、風呂では血の塊を吐いた。

死から3年後の2008年、悪性リンパ腫としては初の労災が

認定されたという。彼が「初」である、という事実自体が、原

発の労働環境がいかに異常かを証明しているし、いまいちばん

必要な報道はこういう「点」から「線」、「面」を描くものだ

とぼくは思うが、この突破口を開こうとするメディアは少ない。

(つづく)

freespeech21@yahoo.co.jp

http://www.emaga.com/info/7777.html

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

 

2011年6月19日 (日)

【69】FW: ■被災地の小学生対象!環境サマーキャンプ

▼以下、BeGood Café のMLより抜粋転送します。

転送歓迎

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Letter from BeGood Cafe  [2011_6_17]

今年は被災地の小学生対象の特別編『地球小屋2011』  7/24-27

BeGood Cafe WEB運営スタッフを募集します。  6/30締切

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

┃今年は被災地の小学生対象の特別編『地球小屋2011 724-27

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

              @長野県安曇野・シャロムヒュッテ

2007年より開催している小学生向けサマーキャンプ型環境授業を、

今年は被災地支援を目的とした特別編として開催することになりました。

今回は、震災被害に遭われたお子様を対象に長野県安曇野の大自然のなかで、

地球環境の大切さを感じていただくとともに、困難を乗り越えて、未来に

向かうチカラを育む3泊4日の体験型プログラムを行います。

■クボタeプロジェクト『地球小屋2011powered by BeGood Cafe

実施期間: 2011724()-27()34日 ※雨天決行

宿泊施設: 舎爐夢(シャロム)ヒュッテ長野県安曇野市穂高有明7958

      http://www.ultraman.gr.jp/shalom/

実施形態: 夏期林間学校(合宿スタイル)の活動

主  催: NPO法人BeGood Cafe

特別協賛: 株式会社クボタ

集合解散: 7月24()8:00 JR特急停車駅集合 ※仙台駅、福島駅

      727()18:00 JR上記駅解散

主なプログラム:お米の教室、田んぼ体験、エコランチクッキング、

        自然の循環教室、森の探検 他を予定

■応募要項

対  象: 東日本大震災で甚大な被害に遭われた三陸沿岸を中心とした地域の

      お子様で下記条件を満たす方。

      小学校4年生~6年生/上記日時にJR福島駅・JR仙台駅に集合可能

定  員: 20名(予定)

募集締切: 2011624日締切(当日消印有効)

応募方法: 下記サイトをご覧の上、郵送、FAXe-mailのいずれかにて応募

      内容をお知らせください。

      応募者多数の際は抽選の上、結果を6月末日までにご連絡します。

      http://begoodcafe.com/terrakoya2011

■お問合せ・お申し込み先

 NPO法人BeGood Cafe クボタeプロジェクト『地球小屋 2011』係

 〒153-0004 東京都世田谷区太子堂1-15-10 R三軒茶屋2F Smile Studio

 TEL03-6413-8801(平日10:0018:00のみ)担当:筒井 坂本

 E-mailterra-koyabegoodcafe.com

 (※を@に変えてメールを送信してください)

 ◎詳細はコチラ

  → http://begoodcafe.com/terrakoya2011

……………………………………………………………………………………

発信:特定非営利活動法人ビーグッドカフェ

154-0004

東京都世田谷区太子堂1-15-10 R三軒茶屋2F Smile Studio

TEL: 03-6413-8801 FAX: 03-6368-6410 E-mail: info@begoodcafe.com http://begoodcafe.com ……………………………………………………………………………………

2011年6月17日 (金)

【68】転送:河野太郎さんメルマガ(6/15・16)

▼以下、河野太郎さんのメルマガ2日分を転送します。

≪その1-15日分≫

......ごまめの歯ぎしり  メールマガジン版......
       衆議院議員 河野太郎の国会日記
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東電の賠償金の支払いスキームについて、党本部で、日本の金融機
関から話を伺う。

日本の金融機関の危機感がにじみ出る、というか、なりふりかまわ
ず助けてくれっ、というプレゼンテーションだった。

プレゼン資料のなかに、『損害賠償負担の適性配分』という項目が
あり、そこには

一、国(原賠法に基づく賠償措置額:1200億円)
二、東電(コスト削減・資産売却などによる自助努力)
三、東電株主(配当削減、減資・希薄化負担)
四、電力利用者(電力料金値上げ負担)
五、国民(税負担による国の援助)

とある。

なんか違和感を感じて、よくみると、「債権者」が抜けている。
(東電の経営陣の退陣も抜けているが。)

と、次の項目が「債権者(社債権者・金融機関)負担の是非」とあ
る。社債5兆円、融資4兆円の合計9兆円は、全額守られるべきと
の主張だ。

電力料金の値上げや税金の引き上げはするが、債権者は全額守られ
るべきという理屈は何なのか。「国内金融市場の混乱・機能不全の
回避」だそうだ。

本来ならば、社債5兆円と融資4兆円は貸し手責任を問うべきだ。
そしてその分、国民負担が減ることになる。

しかし、枝野官房長官発言や浜岡原発停止『要請』などをみると、
海外から日本は法の安定が欠けると思われかねない。だから、一般
担保がついている電力債は、一般担保の範囲内で優先弁済もやむを
得ないと思う。

融資にはそのような仕組みはないので、責任が問われる。いや、問
われねばならない。

社債市場が混乱すると国債にも影響が出ます、中国が既に日本国債
を買い始めていますがこれは将来危ない等のコメントが出るが、自
民党本部だから中国が攻めてくるといえば何でもOKにはなる、と
いうことはない。

金融にシステミックリスクが出るというならば、金融機関の経営陣
が責任をとって退陣し、公的資金を注入すればよいだけだ。

金融機関は、東電の上場維持が大切だと力説するが、賠償金と廃炉
費用でどうにもならない企業の上場を維持することにどんな意味が
あるのか。

「債権の全額保護・東電の資金調達力確保、東電の信用格付けを回
復させ、今後の資金調達に資本市場を活用」だって!!

Moody'sとS&PはそれぞれAAからBBBへ、AA-からBB+
へと格付けを下げたが、R&IとJCRは役所からの働きかけでま
だA-、A+を維持していると力説。(おいおい、役所の働きかけ
が格付けを左右していいのか!)

これがAAに戻るためには、「東電に対する公的サポートが法的枠
組みの中でこれまでと同様の内容で確保されること」「東電の自己
資本が元の水準に戻ること」「東電の損害賠償額に上限が設定され
ること」が必要だ。政治がそれをやってくれ!

日本の金融機関は、金融危機から進歩していないのか。

会議後にマスコミから、自民党の長老の中にはこのスキームを支持
する人もいるようですよと耳打ちされる。自民党も進化しきれてい
ないのか。
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≪その2-16日分≫

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日本卸電力取引所というものがある。

この取引所のスポット市場では、翌日分の電力を、1日を30分刻
みに48コマにわけて入札する。

毎朝8時から9時半の間に翌日分の電力の入札が行われ、9時半に
取引が成立する。(正確には5日前から入札ができるのだが、現実
には前日の朝にほとんどの入札が行われる)

この3月11日までは、ほぼ毎日、1500万kWhから2000
万kWhの電力がスポットで取引されていた。

金曜日は、朝9時半に土曜日分が、11時半に日曜日分が、そして
13時半に月曜日分の入札が確定する。

3月11日の地震が起きた時には翌週月曜日分が確定していた。約
2000万kWh近い量だ。結局、その大半は震災が原因で、不履
行になった。

問題は、その後だ。

3月14日に、この取引所の東京電力管内のスポット取引が突然中
止になった。東京電力が取引された電力の託送を中止したからだ。

理由は、計画停電の作業をする際に、スポット取引された電力が混
じっていると作業が困難になるからだそうだ。

日経新聞が、このことを記事にしている。その際に、経産省に確認
すると、スポット取引は止まっていないという返答が来た。エネ庁
は、何が起きているのか把握していなかったか、意図的にスポット
取引を東電が止めたことを隠していたかどちらかだ。

この事件で、東電任せの送電網を使った電力の取引の基盤が極めて
脆弱だということが露呈した。東京電力の作業が、どれだけ煩雑な
ものになったのかは経産省に確認しても、全く把握していない。

東電が恣意的にスポット取引された電力の託送を止めてしまい、監
督官庁がその事実すら把握していない(あるいは隠蔽していた)と
いうのはインフラとして大きな問題だ。

やはり、発電と送電を分離して、きちんと公明正大に送電網が提供
されるということが大事であり、現在の電力が、発電と一体として
これを運用するやり方は大きな問題をはらんでいる。

ちなみに5月13日に、東電のこの夏も計画停電を行わないという
発表を受けて、6月1日からスポット取引が再開されている。それ
までの700万kWhが一気に1400万kWhに跳ね上がった。
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▲以上転送2件。

2011年6月16日 (木)

【67】FW: PUBLICITY 1924 :原発に夢中 05 ~「飽きていく」という主題による変奏曲

▼以下、メルマガ【 PUBLICITY 】の転送です。

----------------------------

メルト 溶けてしまいそう

好きだなんて

絶対にいえない… 

だけど メルト 

目も合わせられない

……

お願い 時間をとめて 

泣きそうなの

でも嬉しくて 

死んでしまうわ!

「メルト」作詞・作曲:ryo 唄:初音ミク

----------------------------

■■メールマガジン「PUBLICITYNo.1924 2011/06/15水■■

◆今号のポイント◆-------------------

さかのぼれば、原発作業員を巡る報道の歴史もまた、「飽きて

いく」という主題の、少しスパンの長い変奏曲に過ぎない。違

う主題の下で、幾つもの変奏曲をつくる必要がある。

--------------------- ◆PUBLICITY

▼『原発のある風景』は、一言でいうと、好みの本だ。各章の

題名といい、引用といい、文体といい、まなざしといい、対象

との距離感といい、権力の懐に斬り込んでいく言論の、一つの

範型だと感じる。

▼目次を紹介しておこう。上下巻の上は第一章「ジプシーの素

顔」、第二章「スクープ--敦賀原発事故隠し」、第三章「イ

レズミをした原発」、第四章「一冊の犯科帳」。

さらに下巻は第五章「神隠しの池」、第六章「誰がために鐘は

」、第七章「若狭路の春--病める町政」、第八章「原発のワ

レサ」、第九章「関西広域原発極秘計画--峠の向こうに」。

1983年=昭和58年刊の本書は、原発推進という国策の内

実を、読めばそのまま理解できるように描いている。

いくら正しい記述でも、断片的な羅列ばかりでアタマに入りに

くい本が多いが、『原発のある風景』は、全体像を、浩瀚にな

らず、適正な分量で--たとえば通勤や家事の合間に、1日平

均30分かけたとして、1冊を1週間ほどで読めるくらいの分

量で--まとめあげた良書だ。

▼『原発ジプシー』と『原発のある風景』を読んだ眼で見つめ

れば、ついさっき、あたかも初めて気づいたかのように、原発

作業員の大量の被曝を取り上げているマスメディアは、深刻ヅ

ラしている知識人、コメンテーターたちの姿は、殆(ほとん)

ど道化にしかみえない。

「あんたら正気か?」と、ひとりずつ肩を叩きたくなる。

一部の例外をのぞいて、彼らが騒げば騒ぐほど、隠されていく

事実がある。「ずっと昔からそうだった」という事実だ。

▼急いで付け加えよう。先の二冊と並んで触れなければならな

い先人の仕事は、樋口健二が撮った写真だ。代表作の『闇に消

される原発被爆者』は、八月書館から復刊されるそうだが、今

一番入手しやすい彼の著作は岩波ジュニア新書の『これが原発

だ』。

これまでに挙げたどれを読んでみても、マスメディアの限界が

明らかになるだろう。優れたルポルタージュを前に限界が明ら

かになるのは、むろんマスメディアだけではない。

かつて大阪万博を迎える前、原発建設の現場で唱えられたスロ

ーガンは「万博に原子の火を」だった。力強いスローガンだ。

原発=国策なのだから、これに反対する人々は、市民社会を脅

かす危険な反国家主義思想の持ち主と相成る。

さらに、常に少数派である反国家主義思想の持ち主たちの間で

、目も当てられない内部抗争が起こされる。その歴史は、当事

者たちは当然、語りたくないから、消えていく。そして「分断

して統治する」側の経験と知恵は蓄積されていっただろう。

▼さて、『闇に消された原発被曝者』は1981年刊(三一書

房)。先の2冊の刊行年は1979年と1983年。すべて昭

和50年代の作品だ(著者の年齢も並べてみよう。樋口健二は

1937年=昭和12年生。堀江邦夫は1948年=昭和23

年生。柴野徹夫は1937年生)。

▼なぜ原発作業員のルポが減ったのか。昭和50年代までと昭

和60年代以降とで、何が変わったのか。幾つか考えられる。

三人ほど、ライターや編集者の友人と話したが、まず大きな理

由は「電力会社側が変わった」点だろう。

前々号の冒頭で引用したように、『原発ジプシー』は減ってい

るようだ。それは電力会社側の、もしくは下請け側の“ケア”

が改善されたからかもしれない。

また、労働組合の弱体化も、原発作業員の様子がわからなくな

った要因の一つだろう。雇う側、雇われる側の、両方の変容が

、「取材者が内部に入り込めない」仕組みをつくったのかもし

れない。

しかし結局、被曝の被害者が減ったのか、じつは増えているの

か、肝腎なところはよくわからない。今、作業員の被爆量が基

準を超えたと報道が騒いでいるが、それを目にするたび、実に

申し訳ない感情とともに、非常にそらぞらしい感情で胸がいっ

ぱいになる。

現在ただいま、報道に携わっている人は、もしかしたら、『原

発ジプシー』や『原発のある風景』などの先行業績を読んでい

ないのではないか。下手をしたら、そもそもその存在自体を知

らないのかな?

▼もう一つ、考えうる理由は、「長文のルポを発表する場が少

なくなった」ことだ。つまり、商売にならない。これは原発作

業員の問題に限らず、あらゆる社会問題に通じる現象だ。売れ

ない商品は生産を減らす。資本主義の決まりだ。

すると必然的に、ルポのあらゆる「技術」が受け継がれなくな

る。じつはジャーナリズムの世界=業界そのものが、そういう

悪循環にすでに陥っていて、原発作業員の問題など、ほんの一

端に過ぎないのかもしれないが。

▼さらにもう一つ、【さかのぼる】観点から見過ごせないこと

を書いておきたい。それは「最も激しく原発を建設した時代に

、最も激しく原発の問題点を指摘する言論が発表されていた」

事実だ。つまり逆に、建設が下火になると、糾弾の論陣も下火

になった、という、単純な比例関係だったのではないか。

アフガンの「空爆」もパキスタンの「自殺爆弾」も、続けば続

くほどニュース価値が小さくなっていく経緯を、つい先頃まで

、ぼくたちは嫌というほど実見してきた。原発作業員を巡る報

道の歴史も、「飽きていく」という主題の、少しスパンの長い

変奏曲に過ぎない。

予測不能の恋で溶けた心も、誰でも検証できる冷厳な法則に導

かれるままに溶け落ちた燃料棒も、二度と元には戻らない。

お願い。時をとめて。その声はどこにも届かない。だからぼく

は、原発作業員の問題を、「飽きていく」という主題の支配下

に起き続けるつもりはない。

違う主題の下で、幾つもの変奏曲をつくり、演奏しなければな

らない。

(つづく)

freespeech21@yahoo.co.jp

http://www.emaga.com/info/7777.html

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2011年6月14日 (火)

【66】FW: 菅降ろしは原発100%と原発の段階

最近、公安関係者と話していて確信したのですが、上層部(かなり
ハイレベル)から、何が何でも「脱原発」の動きを潰せという指令
が出ているようです。
私も地元で、自然エネルギー利用の事例をめぐるウォークを実施し
たとき、20名くらいで声も出さず歩道を歩いていたのに、窓ガラス
を金網で防御した警察のワゴンから拡声器で、「幟とプラカードを下
ろしなさい」と言われ、降りてきた警官たちに歩行を遮られました。
3月10日の東京大空襲慰霊の平和行脚の時も、同じ幟を持って歩い
ていたのですが、3月11日を境に世の中が変わったのを実感。
まさに政・官・財・学・メディアが全精力を傾けて、脱原発潰しに
躍起になっているのを感じます。

以下、「懐かしい未来ネットワークML」からの転送です。

---
浅川さん。リプトンです。

貴重な情報、ありがとうございます。

その他、僕が知っているのは、

渡部恒三

佐藤栄佐久さんが「抹殺」された後に福島県知事に当選したのは、渡部恒三の甥っ子
で恒三の秘書だった佐藤雄平。福島に原発を誘致したのは、民主党の渡部恒三とその
一族。「原発を作って県民は長生き」と発言したことがある。しかも、福島で事故が
起きても、自らの本拠地会津は影響が少ない。

小沢一郎
日米草の根交流のため、「ジョン万次郎の会」を設立時、東電元社長・会長であり、
経団連会長も務めた平岩外四の援助を受け、「ジョン万次郎歩一都フィールド記念 
国際草の根交流センター」と名前を変えた現在も小沢氏が会長、東電会長の勝俣氏は
理事。

与謝野馨

政界入り前に日本原子力発電社員。大臣就任前は「ジョン万次郎歩一都フィールド記
念 国際草の根交流センター」副会長。

電力総連

電力会社の労組ですが、民主党を支援。また、連合の有力団体。また組織内議員とし
て、参議院に2名送り出している。

直接関係のある人たちだけでも、これだけいて、間接的に「東電さんにはお世話に
なっ
ています」という議員は、これはもう掃いて捨てるほどいるはずです。浜岡休止と、
発送電分離、自然エネルギーへのシフト(発言)は、この人たちには許せなかったの

と思います。

> ---
> 皆さん,こんにちは!
> 浅川@行徳のマグマ大使です。
> 以下,転送します。
>
> ---
> そうじいです
>
> 菅政権はいろいろお粗末なことをやってはまいりましたが、菅おろしの面々につい
ても
> よく知っておかないと、ということで菅おろしで特に有名な方々のバックグラウン
ドを
> ピックアップ!
>
> ■石破茂氏
> ・今年長女が東京電力入社
> ・原子力というエネルギーをどのように安全にして維持していくかということ
>  から目をそらしてはならないと脱原発の動きをけん制。
> ・夫人が昭和電工取締役の娘(東京電力・昭和電工とも森コンツェルン)
> ・東電の大株主金融が出身支持母体
> ・東京電力株 4813株保有  
>
> ■谷垣禎一氏
> ・元原子力委員会委員長
> ・元原子燃料サイクル特別委員会委員長
>
> ■大島理森氏
> ・核融合エネルギー推進議員連盟 副会長
> ・電源立地及び原子力等調査会 元会長(現在、顧問)
> ・元原子力委員会委員長
> ・青森県六ヶ所村再処理施設誘致
>
> ■石原伸晃氏
> ・発送電分離、浜岡原発停止等を批判(手続き上ということではありますが)
> ・原子燃料サイクル特別委員会副委員長
> ・原子力研究所を核燃料サイクル機構傘下に吸収させる
>
> ■西岡武夫参議院議長
> ・諫早湾干拓は父親の構想がルーツ。
> ・諫早湾干拓訴訟で開門の判決を受け入れた菅首相に激怒。
>
> ■鳩山由紀夫氏
> ・選挙地盤の室蘭にある日本製鋼所が製造する原子炉圧力容器は世界シェア80%
>
> ■小沢一郎氏
> ・原発に慎重だった民主党の政策を「原発推進」に転換(ここにきて脱原発を主張)
>
> ちなみに小沢一郎氏の親分であり、自民党の原発利権誘導型政治をつくった
> ■田中角栄氏は原発資金で首相の座を射止めています。
> http://www.youtube.com/watch?v=xLbY1LHt6yA
> 本人は亡くなりましたし、すでに時効ですからロッキードより驚くべき話もいとも
簡単
> に出てくるのでしょう。
>
> 追加
> ■参議院では原発事故直後3/31、どさくさでヨルダンとの原子力協定案を可決
> http://bit.ly/fSvU83
> 賛成した国会議員
> http://bit.ly/hqR0Ct
>
>
> ちょうど今朝(6・10)の東京新聞に関連情報が掲載されていましたので引き続
きお
> 知らせいたします。
> 「地下原発」は菅降ろし?超党派議連発足の狙いは 大物が勢揃い 不信任騒動の最

> 大連立に含み
> http://data11.web.fc2.com/chika/

以上、抜粋転送

ちょうど今朝(6・10)の東京新聞に関連情報が掲載されていましたので引き続きお
知らせいたします。
「地下原発」は菅降ろし?超党派議連発足の狙いは 大物が勢揃い 不信任騒動の最中
大連立に含み
http://data11.web.fc2.com/chika/

2011年6月11日 (土)

【65】FW: リーフレットができました

滋賀県の松岡さんから、放射能に関するリーフレットのご案内が
添付ファイル付きで届きましたので、転送いたします。

▽リーフレット「放射能って ほんとうに こわくないの?」PDF http://gts.mukakumuhei.net/chinohitoleaf

▼以下転送

From: 松岡 由香子 [mailto:sansuian@gaia.eonet.ne.jp]
Sent: Thursday, June 09, 2011 12:19 PM
To: Undisclosed-recipients:
Subject: リーフレットができました

地の人・宗教対話センターのみなさま
 「放射能ってそんなにこわくないの?」のリーフレットが出来上がり
ました。ぜひ多くの方に配布していただくようお願い致します。リーフ
レット代、送料はどちらも無料ですので、必要枚数(できれば250部
単位で)をお知らせください。枚数をお知らせ頂かなかった方には10
部、のちほど郵送させていただきます。どうぞよろしくお願いします。
リーフレットのpdfも添付しておきます。

2011年6月 8日 (水)

【64】DN転送:福島と同型原発の期間延長及びナオミ・クライン

デモクラシーナウの日本語字幕版の最新号を紹介します。

米バーモント州で福島第一と同型の原発の期限延長をめぐる内部告発者のコメント、

そしてショック・ドクトリン(国家的危機に乗じて右派がやりたい政策を実現する

仕組みについて論考した書)のナオミ・クラインのインタビュー2本も、これから

の日本を考える上で重要なポイントをついています。

▼以下、抜粋・転送します。

デモクラシー・ナウ!では、毎週、新しい動画のアップロードをご報告するととも

に、今週の注目トピックスをお知らせしています。

ツイッターでもお知らせしています→ http://twitter.com/democracynowjp

新着ストリーミング ********************************************

2011/4/19  日本の放射能漏れが続く中、バーモントヤンキー原発は運転継続を認め

よと州政府を提訴

********************************************

2012年に操業40年となるバーモントヤンキー原発の期限延長をめぐって、米国で議論

となっています。バーモント州議会は同原発の運転延長を認めない 決定をしました

が、原子力規制委員会は今年321日、20年間の操業延長を許可しました。しかも、

同原発を所有するエンタジー社は418日、州の決定権に異議を唱えて訴訟を起こし

ました。原子力技術者として長い経験をもつアーニー・ガンダーソンさんは、バーモ

ントヤンキーの原子炉が福島と同じマークI型(関連情報2参照)である点を懸念し

ています。

つづきはこちら→ http://democracynow.jp/video/20110419-4 (動画 6.5分)

ゲスト

*アーニー・ガンダーソン(Arnie Gundersen) エネルギー・コンサルティング会社

フェアウィンズ・アソシエイツの主席技師。スリーマイル島原発事故では専門家証人

を勤めた。現在米国や中国などで建設が予定されているウェスティングハウス社(東

芝傘下)の第三世代原発AP1000の安全性に疑問を呈し、また、バーモントヤンキー原

発の操業にも懸念を表明している。

字幕翻訳:中村達人 校正:桜井まり子 サイト:丸山紀一朗 全体監修:中野真紀

新着ストリーミング ********************************************

2011/3/9/1 ショック・ドクトリンにご用心!組合つぶし法案と米国の火事場泥棒

********************************************

日本では未曾有の自然災害と原発事故という最大の国難のさなかに、無策を糾弾され

た総理が退陣を表明し、大連立が叫ばれています。党利党略を捨てて協力して国難に

あたるそうですが、いったいなにをなさるのかは明確ではありません。消費税引き上

げ、TPP参加、コンピューター監視法案(共謀罪の一部切り離しです)など、およそ

災害対策とは無関係な政策がごり押しされる気配もあります。社会的な危機の中で

は、強力なリーダーシップによる決然とした対応が必要です。しかし、ひとつ間違え

ば危機に乗じた権力の集中につながります。そんな時間はないといって民主的な幅広

い議論を退け、これしか方法はないのだと騙して国民に犠牲を強いることを許しかね

ません。

つづきはこちら→ http://democracynow.jp/video/20110309-1 (動画 21分)

ゲスト

*ナオミ・クライン(Naomi Klein)数々の賞を受賞したジャーナリスト。『ブランド

なんか、いらない』、The Shock Doctrine: The Rise of Disaster Capitalism

『ショック・ドクトリン:火事場泥棒の資本主義』の著者

字幕:桜井まり子 サイト:丸山紀一朗 全体監修:中野真紀子

新着ストリーミング ********************************************

2011/3/9/2 ナオミ・クライン:支払う気のない入札で活動家が有罪に― ならば環

境汚染企業は?

********************************************

環境活動家ティム・デクリストファーはユタ大学の学生だった2008年末に、公有地で

の石油・天然ガスの採掘のための入札を阻止しようと、会場に入って入札に参加し10

万エーカー(約400平方km)の土地を競り落としました。ユタの自然を守る快挙でし

たが、デクリストファーは入札妨害で起訴され、2つの重罪で有罪判決を受けまし

た。彼が罪に問われたのは、「支払いの意思がないのに入札に参加した」ことです。

でもそれならば入札に参加した他の企業には、自分たちの生産する石油やガスが 引

き起こす環境汚染のコストや事故が起きたときの損害賠償を支払うつもりはあるので

しょうか、とナオミ・クラインはダブルスタンダードを指摘します。

つづきはこちら→ http://democracynow.jp/video/20110309-2 (動画 9分)

ゲスト

*ナオミ・クライン(Naomi Klein)数々の賞を受賞したジャーナリスト。『ブランド

なんか、いらない』、The Shock Doctrine: The Rise of Disaster Capitalism

『ショック・ドクトリン:火事場泥棒の資本主義』の著者

字幕:桜井まり子 サイト:丸山紀一朗 全体監修:中野真紀子

新着ストリーミング ********************************************

2011/3/9/3  ナオミ・クライン:究極の危機「気候変動」を利用して軍国主義が台

頭?

********************************************

民主主義の否定に利用されかねない最大の危機としてクラインが恐れるのが気候変動

です。ここ数年で気候変動を信じる人の割合は急激に減少しましたが、その 現象は

英語圏に偏っています。その理由は、気候変動を信じるかどうかはもはや科学ではな

く政治信条の問題になっているからだと、クラインはオーストラリアの政治学者ク

リーブ・ハミルトンの論考(かつて相対性理論をめぐる論争が政治論争化したことと

の興味深い比較)を紹介します。気候変動を信じないことは、いまや右派にとって右

派であることの証明です。彼らが信じない理由は、気候変動論は「富の再分配を狙っ

た社会主義者による陰謀」だからです。

つづきはこちら→ http://democracynow.jp/video/20110309-3 (動画 16分)

ゲスト

*ナオミ・クライン(Naomi Klein)数々の賞を受賞したジャーナリスト。『ブランド

なんか、いらない』、The Shock Doctrine: The Rise of Disaster Capitalism

『ショック・ドクトリン:火事場泥棒の資本主義』の著者

字幕:桜井まり子 サイト:丸山紀一朗 全体監修:中野真紀子

≪中略≫

************ 掲示板 ********************

広河隆一写真展

チェルノブイリの子どもたち

放射能は見えないから、なんとなく大丈夫、と思いがち。いま再び、チェルノブイリ

の子どもたちの写真を通して、これが放射能の現実で、いまわたしたちにも起こって

いることなのだということを伝えたい。チェルノブイリの子どもたちが命をかけて訴

えている、その彼ら / 彼女らの身体を、もう一度、われわれは想起し、そして子ど

もたちの悲劇を、今こそ語り継ぎ、受け止めなければ、悲劇は止まりません。

■期 間:2011 6 8 () 11 ()

■時 間:10 時から 19 (最終日は 16 時まで)

■入場料:500 (高校生は 200 円、中学生以下は無料)

■場 所:日本キリスト教会館 1 11 号室

    東京都新宿区西早稲田 2-3-18(アバコブライダルホールと同じ敷地)       最寄

り駅 東西線 早稲田駅 新宿副都心線 西早稲田駅

共催:キリスト教事業所連帯合同労働組合、アハリー・アラブ病院を支援する会

MAIL:le_bois_de_hanyu@yahoo.co.jp FAX:03-3207-1273(留守電あり)監視法案では、

ユーザのプライバシーよりも捜査機関への捜査協力を優先させることが強制されま

す。情報流通及びコミュニケーションの担い手が捜査機関の手先となるような社会に

は思想信条、言論・表現の自由はありません。

****************************************************************************

******

6.11 新宿・原発やめろデモ!!!!! 呼びかけ文!!!!!!!

http://611shinjuku.tumblr.com/post/5998673337/6-11

原発事故から早くも3ヶ月が近づいている!

そろそろ落ち着いて来るかと思ったら、全然そんなことはない! 実はメルトダウン

してたとか、土壌が汚染され始めたとか、汚染水があふれ返ってると か、恐ろしい

ニュースばかり…。終息どころか、むしろいよいよ悪化してきてる。もうレベル7と

か生ぬるいこと言ってる場合じゃなく、レベル10ぐらいで しょ!

さて、4月の高円寺、5月の渋谷ともそれぞれ1万5千人に及ぶ人が集まり、他にも

日本中でデモが頻発し始めるなど、声は大きくなる一方! そんなな か、原発に文

句を言うこと自体がタブーだった状況にも、ようやく変化が訪れ出した! 一時的と

はいえ浜岡原発が止まったり、新聞や雑誌をはじめ原発に疑問 を持つ記事も増えて

きて、論調も変化してきた。世の中が少しだけ動き始めている!

ところが菅首相は、サミットなどの国際会議で、自然エネルギー重視を言う一方で

「安全な原発をつくる」などとわけのわからないことばかり言っている。うーん、こ

れだけの事故を起こして、まだ懲りてないのか!!

いま、日本の原発は順次定期検査に入って、順番に止まっている。一方、その再稼働

は見合わせているようで、5月中には約3分の2が停止し、再稼働が なければ来年

の3月にはすべての原発がいったん停止するとのこと! これを機に、環境も壊す

し、金もかかるし、生活もめちゃくちゃになる、無用の長物=原 発なんて「もうや

めた!」と宣言し、全廃に向けて動き始めないと、どうしようもない! やはりここ

で「原発いらない!」と、再び意思表示しまくってしまお う!

ということで、またまた大規模デモがやってくる! しかも、今回は震災と事故から

3カ月の節目ということで、全国・全世界同時行動日! 相当な都市・地域でいろい

ろ行われてしまう! いよいよ、「原発冗談じゃない!」という動きの最初の山場が

やってくる!

また、街に繰り出そう! 6月11日は新宿へ!!

要求項目!!!!

私たちは以下の5つの項目を日本政府に要求します。

1.      稼動中の原発の停止

2.      定期検査中等で停止している原発を再稼動しないこと

3.      原発の増設中止

4.      児童の許容被曝量20ミリシーベルト/年の完全撤回

5.      原子力発電から自然エネルギー発電への政策転換」

**************************************************************************

コンピュータ監視法が衆議院で可決され、参議院に送られ、67

から審議入りします。

政府・法務省は、会期の大幅な延長の方向が明確になったにもかか

わらず、コンピュータ監視法の制定をいそいでいます。

7日の法務委員会での大臣の趣旨説明、9日与野党質疑、14日参考人

質疑、採決とわずか34回の審議で採決に踏み込もうとしています。

この異常ともいえる拙速な法案審議・採決の背後には、一日も早く

廃案となった共謀罪の復活審議・制定と、法務省の長年の課題である

盗聴法大改悪への衝動があります。

法務省の策動を打ち砕くためにもコンピュータ監視法の制定を許して

はなりません。

・法務委員会を傍聴し、同法反対の委員を激励しよう。

傍聴希望の方はTEL090-2669-4219にご連絡ください。

・参議院法務委員会理事・委員に慎重審理を求めるFAXを送りましょ

う。http://www.anti-tochoho.org/ をごらんください。

6/9コンピュータ監視法、共通番号制反対の院内集会に参加しよう。

<転送歓迎>

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

69

監視・管理社会はごめんだ!

コンピュータ監視法、共通番号制に反対する院内集会

■と き

201169日(木)13:0-14:30

■ところ

参議院議員会館B108会議室

■発言

国会議員

山下幸夫さん(弁護士)

清水雅彦さん(日本体育大学教員)

宮崎俊郎さん(反住基ネット連絡会)

浜田忠久さん(JCA-NET理事)

安田幸弘さん(レイバーネット)

印鑰智哉さん(JCA-NET会員)

ほか

■共 催

盗聴法に反対する市民連絡会

反住基ネット連絡会

■連絡先

東京都新宿区西早稲田1-9-19-207

日本消費者連盟気付

TEL090-2669-4219(市民連絡会)

TEL080-5052-0270(反住連)

************************************************

■エスパシオ映画研究会特別企画

『長居青春酔夢歌』上映会と釜ヶ崎弾圧事件に関する報告

日時:6月26日(日)pm4:00~『長居青春酔夢歌』佐藤零郎監督作品上映

           pm5:30~映画と釜ヶ崎弾圧事件に関するお話

           (トークゲスト太田直里ー予定)

           pm6:30~交流会

料金:映画¥1000(収益は全て、「45釜ヶ崎弾圧救援会」へのカンパとします)

   映画&トーク終了後交流会あり。¥1500(映画鑑賞とは別料金)

会場:キノ・キュッヘ:木乃久兵衛

JR国立駅南口下車富士見通り徒歩15分、国立音大付属高校向い、文房具店地下1F

立川バス、多摩信用金庫前より立川駅南口行き、又は国立循環で約2分「音高前」下

20メートル戻る)

主催:キノ・キュッヘ&エスパシオ映画研究会

協力:「45釜ヶ崎弾圧救援会」

問合せ:キノ・キュッヘ(木乃久兵衛)

186ー0005 東京都国立市西2-1132 B1

TELFAX 042-577-5971

http://www1.pbc.ne.jp/users/kino9/

E-mail  para_kino9@m2.pbc.ne.jp

********************************************************************

デモクラシー・ナウ!は皆さんの協力で支えられています。あなたもぜひ、ご参加く

ださい。

2011年6月 6日 (月)

【63】FW :原発に夢中 04 ~『原発ジプシー』と『原発のある風景』

以下、メルマガ【 PUBLICITY 】の転送です。

> -----Original Message-----

> From: E-Magazine User [mailto:freespeech21@yahoo.co.jp]

> Sent: Monday, June 06, 2011 1:57 AM

> To: hit@juko-in.or.jp

> Subject: PUBLICITY 1922 :原発に夢中 04 ~『原発ジプシー』と『原

> 発のある風景』

>

----------------------------

最近では私の知るかぎり、各原発では釜ヶ崎などの日雇い労働

者をほとんど雇わなくなってきている。身元の不確かな者たち

が原発で大勢働いている、という話がひろまっていたことへの

電力会社の対策の一環ともいわれ、最近では原発周辺地域住民

のなかから労働者を募集することが増えている。

(2011年4月29日)

堀江邦夫

『原発ジプシー 増補改訂版--被曝下請け労働者の記録』

346頁-347頁

2011年5月31日第1刷

----------------------------

■■メールマガジン「PUBLICITYNo.1922 2011/06/06月■■

◆今号のポイント◆-------------------

1979年刊の堀江邦夫『原発ジプシー』(現代書館)と、1

983年刊の柴野徹夫『原発のある風景』(未来社)の二冊を

読めば、ニッポンの原子力政策の輪郭が見えてくる。

--------------------- ◆PUBLICITY

▼散々、原発について報道され、既に「飽きた」感が出ている

が、ぼくが知りたい情報はわずかしか見当たらない。それは先

に書いたとおり、原発作業員の、現在ただいまの生活であり、

生活感情の流れだ。

▼「一つの物事は、上から見れば3割、下から見れば7割が見

える。だから下から見ろ」。これはぼくがある人から教わった

“ものの見方”だ。3:7という割合が絶妙だと思う。

この割合が重要であり、下から見たら7割であり、すべてがわ

かるわけではない。しかし上から見ただけだと、もっとわから

ない。上下両方が必要だというこの考え方は、下からの現場偏

重によって陥ってしまう「部分の全体化」も防いでくれる。

勿論、上からの3割のみによる「部分の全体化」で事足れりと

する、抽象化の暴力など論外だ。この“ものの見方”を、福島

第一原発を巡る報道にあてはめてみようと思う。

▼報道の大半は、国や経産省・保安院や東京電力の発表もので

溢れかえっている。「上からの3割」だ。そのうち「あの時、

誰がどう言った、こう言わない」という局所的、政局的報道が

蔓延するだろう。

いっぽう、後藤政志をはじめ原発の設計者たちの証言がインタ

ーネットの中で話題になり、やがて国会内にまで波及した。東

京新聞などが早めに取り上げた。これは「下からの7割」の一

部だ。極めて貴重な証言であり、浜岡原発停止要請が出た今こ

そ、さらに多くの光が当たってほしい。

▼ぼくが考える「下からの7割」の主な証言者は、言うまでも

なく原発作業員である。彼らこそ原発事故の中心部に居続けて

いると同時に、死角に追い込まれた人々だ。無名だ。「フェー

スレス50」だ。

しかし忘れてはいけない。彼らを“無名たらしめている動きと

構造”を。その執拗で組織的な手口を。「フェースレス50」

を美談に仕立て上げた全国的なうねりのなかで、「原発の夢」

を成り立たせているカラクリが隠されてしまった。目の前にい

るのに見えない存在を今、ぼくたちはつくってしまっている。

▼原発関連の本の歴史を追ってみると、1990年代から減っ

ている分野がある。それは原発作業員の実態に迫るルポルター

ジュ、実録ものだ。

ぼくが読んだなかで、原発作業員を巡る最も深く広い領域をカ

バーしたルポ二冊ある。1979年刊の堀江邦夫『原発ジプシ

ー』(現代書館)と、1983年刊の柴野徹夫『原発のある風

景』(未来社)だ。まったく特徴の違う二冊だが、だからこそ

この二冊を読めば、ニッポンの原子力政策の輪郭が見えてくる。

▼『原発ジプシー』は最近、講談社文庫で改訂・復刊された。

前々号「原発に夢中 2」の冒頭は、本書からの引用。さらに

現代書館から増補改訂版が出た。今号の冒頭はこちらから。

これから買うなら、断然、現代書館版をおすすめする。装丁と

文中の写真の見やすさが違う。どうしても物体としての迫力が

違うやね、単行本と文庫本とでは。

本書の最大の特徴は、【著者自身が作業員として原発内部で働

いた記録】を公表した点にある。著者が作業員に取材したので

はない。作業員を記者として撮影したのでもない。

第1章「美浜原子力発電所」。第2章「福島第一原子力発電所

」。第3章「敦賀原子力発電所」。自ら被曝し続ける日々を、

淡々と綴る。あくまで地味だが、これ以上、雄弁なルポはない

。ぼくは信じられない思いで読んだ。

1979年の刊行時、著者は31歳。詳細な記録と冷静な視点

の節々に、著者と、その同僚の生活感情が脈打っている。こん

な力作があったなら、さらに原発業界を深く抉(えぐ)るルポ

が、当時の雑誌にはいろいろ載っていたのではないか。ご存知

の方がおられたら、教えていただきたい。

▼いっぽう『原発のある風景』は、調査報道の一つの模範だ。

「赤旗」の政経部記者だった著者は、原発の暗部をひっぺがえ

す大スクープを連発した。しかし、その論調に赤旗的な独善臭

は薄い。

ほとんど知られていない本なのだが、何か致命的な欠陥などが

あるのだろうか。もし本書を「共産党の本だから」という理由

で毛嫌いする人は、かなり損をしている。

(つづく)

freespeech21@yahoo.co.jp

http://www.emaga.com/info/7777.html

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

 

【62】FW: ドイツ・ミュンスター脱原発デモでの福島出身日本人女性の演説

環境ジャーナリストでもある近江まどかさんが、懐かしい未来ネッ

トワークMLに投稿された内容を転送いたします。

///////以下転送////////

ドイツ在住の近江と申します。5月28日にドイツ各地で開催された

大脱原発デモで演説した福島市出身の在独日本人の演説を紹介させ

てください。

ドイツは2020年までに国内の全原子力発電所を廃止する事を表明し

ました。それに先駆けて、ドイツ全国の22都市で開催された脱原発

デモには16万人が参加し、世論は脱原発を支持していることを示し

ました。デモには、ドイツ在住・滞在中の沢山の日本人が参加し、

いくつかの都市では、デモ会場に設置された舞台に上がり、勇気あ

る演説を行いました。

ミュンスターのデモ会場では、福島市出身のディートリッヒ菜穂さ

んが演説を行いました。彼女の演説は、ミュンスターの人たちの心

を大きく揺さぶるものでした。

是非、ご覧ください。 

演説の画像:http://www.youtube.com/watch?v=_KY3BzTYNZw

撮影:編集:Robert Pelz 

近江まどか

▼以下菜穂さんの演説:日本語訳======= 

4月12日、原子力安全委員会は、今回の福島の事故を深刻な事故と

されるレベル7に引き上げたと発表しました。 

このニュースを見た、その日のショックは今でも忘れません。頭の

中が真っ白になり、胸の中に重いどろどろとした物が溜っていくよ

うな感じがしました。これで、この事故の重さが決定的になってし

まったと思いました。それほどの放射性物質が福島に広がってしま

っているのかと思うと、心臓が止まりそうでした。

何と言ったらいいのか分かりませんでしたが、とにかく母の声が聞

きたくて、電話をしました。母は「元気?ミュンスターの天気はど

う?」と聞いてきました。外は暖かく、ぽかぽかとした春らしい陽

気でした。花が咲き、空には雲もありませんでした。私が「春らし

い、いい天気だよ」と答えると、母は「あんまり心配しないで、ど

うかそこで幸せに暮らしてちょうだい。子供を外でいっぱい遊ばせ

てあげてちょうだい。遠いドイツであまり悲しんでいないで、にこ

にこ笑っていてちょうだい」と言いました。私は何も言えませんで

した。母は間違いなくこのニュースを見ていました。どんなに不安

で怖かったでしょう。福島のその場所で、母がどんな気持ちでいる

のかと思うと、今すぐ会いに行きたくなりました。できることなら

今すぐ家族みんなの側に行って、抱きしめたいと思いました。 

姉はメールでこんなふうに書いてきました。「こんなことになって、

もう福島に来られないね」。私はこれを読んで、涙が止まりません

でした。なんて返事を書いたらいいのか分かりませんでした。 

これから日本には、時折40度を超える暑い夏がやって来ます。しか

し、多くの人が事故以来、家の窓を決して開けません。自然の豊か

な福島には、キャンプ場や、ハイキングに適した場所がたくさんあ

ります。標高が高い山の上は涼しく、山から湧き出た水が注ぐきれ

いな川が流れており、その川沿いをよくハイキングしたものでした。

また、私が一番楽しみにしていたのは、夏の花火大会です。2時間

に渡って、夜空一面に大きな花火が音楽と共に上がります。それは

すばらしいものでした。 

今日では、放射能値が基準より高い場所に住む子供は、屋外で1日

に1時間以上遊んではいけません。 

一体、いつになったら、不安なく故郷に戻ることができるのでしょ

うか。いつになったら、心からまた故郷の自然を楽しむことができ

るのでしょうか。一体何年待たなければならないのでしょうか。ど

うか誰か教えてください。 

福島の人々は風評被害でも深く傷ついています。この話は、福島に

住む知り合いから聞きました。福島の学校の名前が書かれたバック

を持った生徒が東京に行きました。そのバックを見た東京の生徒は、

「東京に来るな!放射能がうつる!」と罵声をあびせました。

次は福島の新聞からの抜粋です(49日福島民報新聞)。福島に住

む人が仕事で静岡県内に行ったさい、給油所でガソリンをいれよう

としました。そこには張り紙が貼ってありました。「福島県民お断

り」。それだけでなく、レストランの入店も断られたそうです。

これが事実なのです。これが日々起こっている現実なのです。 

事故後しばらくは、日本人は起こっていることを完全にただ受け入

れているような感じがしました。しかし、時間が経つにつれて考え

方が変わってきたように思います。政府や企業の言うことを鵜呑み

にせず、疑問を持つようになり、自分たちの身をもっと自分たちで

守ろうという姿勢が強くなったように思います。 

5月2日には、政府交渉が持たれました。代表の女性は、放射能値

の高い福島市内の小学校の土を担当者に手渡していました。それで

も担当者は、実際の日常の生活で子供達に与える危険性を無視し続

けました。そこで彼女は担当者に一喝しました。「そんなに安全だ

というのなら福島の土を舐めて下さいっ」。 

5月7日には、東京渋谷で約15,000人の原発廃止を求めるデモがあ

りました。 

とうとう、5月10日には総理大臣が、原発の新増設計画を白紙に戻

し、再生可能エネルギーを基幹エネルギーに加え、省エネ社会を作

ると述べました。 

やっと日本も目が覚めたと思いました。日本の未来にも少し希望が

見えてきたと思いました。しかし、どうして最悪な事故が起こって

しまった後なのでしょう。もう私の故郷には放射能物質が放出され

てしまいました。このような大惨事は、世界中あらゆる所で起こる

可能性があります。ですから、私は今日ここに立っています。みな

さんに、この危険性について認識して欲しいのです。そして、さら

なる大惨事が起こる前に、行動を起こして欲しいのです。 

ドイツのみなさんにお願いします。原発を全てすぐに廃止し、社会

が原発なしでも成り立つことを、どうか世界中に証明してください。

そうすれば、日本と他の国々もそれに続くことができます。それ以

外にはもう、私たちの故郷を守る方法はないのです。 

以上

2011年6月 5日 (日)

【61】2日の中国新聞:原発避難者ら4割が内部被曝

62日「中国新聞」サイトより

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201106020203.html

> '11/6/2

> 原発避難者ら4割が内部被曝

>

>  福島第1原発事故を受け、救援活動などで現地入りした人や、現地から長崎

> 県に避難している人たちを長崎大病院(長崎市)などが調べたところ、約4割

> が内部被曝(ひばく)していることが分かった。原発作業員以外の体内放射能

> の測定結果が明らかになるのは初めて。健康影響は考えなくていいレベルとい

> う。同大の研究グループは5日、広島市中区で開かれる「原子爆弾後障害研究

> 会」で報告する。

>

>  同大病院は3月14日から、福島県に派遣された大学や長崎県職員のほか被

> 災地からの避難者を対象に、ホールボディーカウンター(全身測定装置)を使

> って体内放射能を検査している。同月末までに検査を受けた計87人を分析し

> たところ、通常は検出されない放射性ヨウ素131を34人(39%)から、

> セシウム137を22人(25%)から検出した。

>

>  ヨウ素は体重1キロ当たり平均8・2ベクレル、セシウムは同12・5ベク

> レルだった。人間(成人)の体内には通常でも、放射性物質のカリウム40が

> 50~70ベクレル存在することから、健康影響はないと考えられるという。

--------------------- Original Message Ends --------------------

2011年6月 4日 (土)

【60】「たんぽぽ舎◆地震と原発事故情報◆No83~85」より

以下「たんぽぽ舎◆地震と原発事故情報◆No83~85」より、

抜粋転送いたします。

★83ー2.ドイツ原発廃止へ 16万人デモ

★83ー3.“満杯”汚染水に台風の危機 流出対策まだ不十分

★83ー4.二本松市長反旗を翻す 被ばく検査へ~結果によって避難も検討

★83ー5.5月29日()の集会はよかった

★84ー1.長期化する福島原発事故 深刻な汚染-下請け労働者守れ-

★84ー2.読みごたえ・「食品の暮らしの安全」誌が原発特集

★84ー3.レイバーネットTV「隠された被ばく労働を追って~日本の原発労働者

~」

★85ー1「がんばろう日本」どころでない  山崎久隆

★83ー2.ドイツ原発廃止へ 16万人デモ

 ドイツの21都市で28日、脱原発の早期実現を求める一斉デモが行なわれ、

16万人が参加した。日本の福島第一原発事故を受けて、メルケル首相が諮問し

た「倫理委員会」が同日、最終会合を開催。6月6日の新エネルギー政策の閣議

決定へ向け最終段階に入る。デモはこれに合わせてアピールする狙いだ。

 首都ベルリンのデモには2万5千人が集結。「原子力やめよう」を合言葉に市

内中心部を行進した。大学生モーレンスホフさん(20)は「私たちの将来のために、

一刻も早く原発を廃止してほしい」と訴えた。(5/29東京新聞の要約)

★83ー3.“満杯”汚染水に台風の危機 流出対策まだ不十分

 福島第1原発に事故後、初めて台風が近づいている。東京電力は強風や大雨の

影響で、敷地内にたまる高濃度の放射能汚染水や、放射能を帯びたちりが外部に

出ることを懸念。対策を進めているが、政府と東電の統合対策室でも十分ではな

いとの見方が出ている。

 東電は台風のリスク(危険性)として、敷地内のちりが散乱したり、豪雨で汚

染水が流出したりする恐れを挙げている。

 細野豪志首相補佐官は「台風対策は万全とは言えない」と不安をのぞかせた。

背景には、建屋地下にたまる汚染水の扱いに苦慮している事情がある。

 タービン建屋や原子炉建屋などの地下には、高濃度の放射性物資を含む汚染水

がたまっているが、その水位が地下水を上回ると外部に染み出す恐れが高まる。

危険ラインまで既に1メートルを切っている。移送先の集中廃棄物処理建屋でも

2メートル弱しかない。

 1,3,4号機の原子炉建屋は屋根が大破しており、雨水の流れ込みを防げず、

地下の汚染水が増えることが予想される。

 また、たまり水の水位が海抜4メートルの海岸近くの岸壁を上回ると、地下ト

ンネルを通じて海に流れ出す恐れがある。過去2回の汚染水流出はこのルート。

 このほか原発専用港湾内にたまっている放射性物質を含んだ海水が外洋に拡散

することも心配。(東京新聞5月29日の要約)

★83ー4.二本松市長反旗を翻す 二本松市 内部被ばく検査へ~

   結果によって避難も検討

山下俊一氏をリーダーとしたチーム、福島県民200万人の健康調査 に対抗か。

http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/107

 二本松市の三保恵一市長は、5月27日、OurPlanetTVのインタビューに答え、

独自にホールボディカウンターを利用した内部被曝検査を行うことを明らかにし

た。今回、ホールボディカウンターで内部被曝調査を行うのは、二本松市内の妊

婦や子ども、屋外での作業時間が長い農家や建設業の人など。これまで国に対し

て、ホール ボディカウンターを利用した内部被ばく調査をするよう要請してき

たが、国が取り組む予定がないことから、まずは20人に限定して、独自に調査を

することにしたという。 検査する人の選定や、公表の方法などが調整でき次第、

早ければ今月中に検査を実施する方針だ。 福島県立医科大学のホールボディカ

ウンターは現在、利用できないため、県外の医療機関と提携する。

三保恵一市長は、「内部被曝がないというのを願っている」としながらも、結果

によっては、 子どもを含めた市民の避難についても検討すると明言した。

5月3日の二本松市での山下俊一氏の講演についてご覧になっていない場合は

是非以下もご覧ください。

http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1037

★83ー5.5月29日()の集会はよかった

◎5月29日講演・討論会(世界の原発廃棄に向けて)(共催:たんぽぽ舎、9条改

憲阻止の会、ルネッサンス研究所)は、これまでいろいろな社会運動にかかわっ

てきた人々が、今最重要、緊急課題である「原発廃棄」の1点に集中して共闘を

組み、新しい社会に作り替えていこうという決意をともに確認できてよかった。

                             (N子)

◎〈補足〉登壇者とお話は、以下のとおり。

最初にたんぽぽ舎柳田さんから、原発の問題点と、原発廃棄へ向けた共同行動の

呼びかけ。

次いで、

・宮台真司氏(社会学者)

「震災後の社会―市場と国家への依存から共同体自治へ」

・河宮信郎氏(エントロピー学会)からは、

  事故の背景と東電、政府の政策決定過程の混乱、

・原田裕史(たんぽぽ舎)からは、

  福島原発事故、放射能汚染の意味と見通しについてなど、

それぞれの講師ならではの個性的なお話は会場の共感を呼びました。

続く各団体からのアピールでは、611脱原発100万人アクションについて、各団

体がこれまでの歴史を乗り越え、大きな目標に向かって共働しようという、力強

いアピールがありました。

多くの社会運動団体が、この未曾有の原発震災を前に、独自の運動を展開しよう

と試みている点が印象的でした。(H子)

★84ー1.長期化する福島原発事故 深刻な汚染-下請け労働者守れ-

・東京新聞「こちら特報部」が健闘している。5月28日号は長期化する福島原発

事故-深刻な汚染-下請け労働者を守れを特集していて読み応えがある。

そのいくつかを紹介します。

・デスクメモはいう。

 オイ、オマエー。取材した下請け業者は「東電さんに名前で呼ばれたことはな

い」と話した。新宿や上野の野宿者には事故後、日当1万2千円で“特攻隊”の

声掛けがあったという。単純に年間で換算すると、東電トップの報酬の約二十分

の一。業者は「私たちは人扱いされていないから」と寂しげに笑った。(牧)

・収集のめどが依然立たない東電福島第一原発の事故。一号機の燃料は格納容器

から漏れ出しているとみられ、汚染水は増すばかり。4号機の使用済み燃料プー

ルも危うい状態だ。人手不足も予想される。被ばくを強いられる下請け労働者ら

の安全管理はなおざりにされたままだが、夏場に向け、作業環境は悪化する。人

手がなくては何もできない。安全管理の構築は急務だ。

・樋口健二氏は「原発労働者たちを非人間的に扱う差別構造がある。40年以上も

放置されてきた。こうした差別がある限り、原発労働者は集まりにくいし、厳重

な被ばく量の管理がなければ、健康被害も怖い。被ばくと人手不足の双方の意味

で、事故の悲劇はこれから始まる」と語気を強めた。

・福島第一、第二原発の作業を担ってきたある下請け業者は「こちら特報部」の

取材に「夏場に向け、作業員不足が生じかねない。」と懸念した。

この業者は「あんなに暑い現場はない。目を覆うゴーグルも内側から曇り、作業

にならない。原発をシートで覆えば、もっと温度が上がる。耐えられない」と話

した。最近、地元業者の中には東電の仕事を断り始める業者もいるという。

「機材は業者の自前だが、汚染される。そうなると、他の現場では使えなくなる。

だが、東電からの補償はきかない。とても割に合わない」

★84ー2.読みごたえ・「食品の暮らしの安全」誌が原発特集

      脱原発の日本再生ビジョン-15本の文章掲載

   放射能による史上最大の海洋汚染を告発

 「食品と暮らしの安全」誌(月刊誌)が、5月号、6月号で原発特集を組んで

いて、読み応えがあります。

 その一部を紹介します(特に5月号)30頁余の小雑誌だが、読みごたえのある

文章が多い。

・5月号の目次は次のとおり。

  昔から横暴だった電力・原子力業界

  まだまだ続く放射能汚染・槌田敦氏に聞く

  その時都内の小学校では

  被災地での医療(寺澤政彦医師)

  中国・中国で知った東日本大震災

  アメリカ・高まる反原発世論

  「安全基金」の考え方

  「フクシマ」の映像作品を作ろう

  牛乳の放射能汚染

  特集2・魚汚染の真実、海産物のストロンチウムが危ない

       「不検出」のウラ側

        煮干し粉を3年分、備蓄しよう

        広がる放射能汚染・魚を食べるのは今のうち

        原子炉の底が破損した

        145,000倍の放射能

・海を放射能で最も汚染したのは、英国ウィンズケール(セラフィールド)の核燃

料再処理工場といわれてきました。その汚染総量と同じ量の放射能を出したのが

福島第一原発の小さな漏水箇所。海に出た放射能の量は、全体ですでにウィンズ

ケールの800倍といわれています。日本は「脱原発」を進めねばなりません。

・第2特集「魚汚染の真実」は6本の小文をのせています。

 具体的な提言が載っています。魚を食べるのは今のうち-放射能汚染が広がる

ので(濃縮が進む)-煮干し粉を3年分(できれば5年分)買ってください。魚汚染

の真実=145,000倍の放射能-巧妙に発表用語を操作して汚染を隠しています。

しかし、魚の放射能汚染は通常値の145,000倍になっています。

 ・5月号は36頁、800円でたんぽぽ舎でも取り扱っています。

★84ー3.レイバーネットTV

   「隠された被ばく労働を追って~日本の原発労働者~」

 原発問題を中心に月2回のペースで放送を続けている「レイバーネットTV」

ですが、次回は、原発の被曝労働を一貫して取材してきた写真家・樋口健二さん

をお招きします。写真・映像を交え、被曝労働の実態と福島原発事故についてふ

んだんに語っていただきます。ぜひご覧ください。

 なお、その後の放送は第15(6/16)・第16(7/7)まで行い、一区切りと

する予定です。企画などのご意見も歓迎です。

●労働者の労働者による労働者のためのレイバーネットTV

 第14回放送~福島原発事故特集・第5弾~      

・生放送日時:2011年6月2日(木曜日)20:0021:15

・視聴アドレス  http://www.labornetjp.org/tv

・配信スタジオ バンブー(地下鉄「新宿三丁目」E1出口)

・番組構成

  1.【ニュースダイジェスト】

  2.【木下昌明の今月の一本】

    映画評論家の木下昌明さんが、四日市市の公害問題に焦点をあてた映画

「青空どろぼう」を取り上げます。

  3.【特集・隠された被ばく労働を追って~日本の原発労働者~】

     2015分ごろから

 4.反原発ソング(ジョニーH)

  ◎中継現場で一緒にもりあげませんか?

 スタジオ来場大歓迎(事前に連絡ください)

・連絡先:レイバーネットTV 090-9975-0848(松元)

・協  賛:市民メディアセンターMediR

*視聴方法、ツイッターのやり方などの電話サポート TEL03-3530-8588

ツイッターの取得方法は、http://www.youtube.com/watch?v=Oiwu4LxYH98

★85ー1「がんばろう日本」どころでない  山崎久隆

放射能ストレス

 ちまたには「がんばろう日本」というスローガンが氾濫している。私はこの言

葉が嫌いだ。ものごとにはがんばれないこともある。がんばってはいけないこと

もある。津波や地震に、何をどうがんばれというのかと皮肉を言っているのでは

ない。「がんばろう」という一言が、場合によっては、人によっては、大変大き

なストレスを与えることになるからでもあるが、さらに放射能に対してがんばれ

というのはお門違いだからでもある。放射能に対しては「逃げろ」しかないのだ。

 福島県内には、高い汚染地帯に多くの子どもたちが取り残されている。国が3.

8マイクロシーベルト/時を活動制限値としたため、この値を下回っていると通

常生活が可能としているが、言い換えるならば「この線量まではがんばれ」と言

っているに等しい。

 放射線恐怖症という表現を文字通り使っている人間がいるのだ。長崎大学の山

下教授は福島県が任命した「放射線健康リスク管理アドバイザー」として各地で

講演をしているようだが、その中で「偏見や先入観、知識のなさが放射線恐怖症

を引き起こしている」と触れ回っている。放射線を正しく怖がることは必要だが、

カラ元気で無用な被曝をして良いはずが無い。さらにこの人物「国が20(ミリシ

ーベルト)という指針を決めたのだから、それに従うのは国民の義務」とまで言

い放ったという。

 なお、山下教授は100ミリシーベルトまでの被曝は健康に影響が無いという立

場なので、まして20ミリシーベルトには何の問題も無いという立場だ。もちろん

大人だろうと子供だろうと全く区別しない。

 このような発言を基準とされたら、多くの人は大変な恐怖を抱く。それに対し

ては「信じろ」というだけだ。基準は安全かと問われても「安全と言うことは簡

単に言えない」としながら、これを基準として受け入れ、安心せよと「アドバイ

ス」する。なるほど、信じてしまえばストレスは無いというわけだ。そんなもの

は科学でも何でも無かろう。健康被害は信じたからと言って回避されるわけがな

い。精神的ストレスにしても、原因を取り除かないで「気のせい」のごとくに取

り扱うことが、PTSDを悪化させることを指摘している文献は多い。放射線被

曝は痛くもかゆくも無いかもしれないが、被曝をしたという事実は確実に人々の

心をむしばむ。

 そのうえ、文科省は信じがたい文章を配布している。その中には「放射線恐怖

症」と捉えかねない表現がある。ほぼ山下教授の主張に沿った内容である。

 国はトンでも発言の山下教授の100ミリシーベルトまでの被曝は健康に影響な

いというところを「いや20ミリを基準としている」として、それよりも配慮して

いるかに振る舞うことで、健康に重大な影響を与える恐れのある基準だという私

たちの主張に対抗しようとしているようだ。

米国の規制値は3ピコキュリー

 良く比較される米国の水道水規制値は、3ピコキュリー/リットル(以下全て

リットルあたりを省略)であり、これは日本の規制値のおよそ千倍も厳しい。

日本の乳児暫定指標は100ベクレルであり、1ベクレルは27ピコキュリーに相当

し、100ベクレルはおよそ2700ピコキュリーに相当する。

 米国が西海岸などに到達した放射能について水道水への影響などを懸念したの

は、これだけ厳しい基準を持っているからだ。日本では3ピコキュリー(逆に言

えば0.1ベクレル)であれば最大検出時に、ほぼ東日本全域で規制値を超えるこ

とになったからだ。

 世界の水道水の基準はどうなっているのだろう。

 WHOの基準は1ベクレルで、高いほうに位置するが、それでも日本の100

の1、ドイツは0.5ベクレル、日本も実は3・11以前はWHO基準に準拠して

いたが、今回の大規模放出により一般300ベクレル、乳幼児100ベクレルの暫定基

準を設定した。

五重の壁はもうない

 原発の安全性を説明するときに、放射能は五重の壁により封じ込められている

と言われてきた。しかし今はその壁が全て破壊されている。チェルノブイリ原発

事故もそうだったが、チェルノブイリ原発は「格納容器がない」などとされてい

た。五重の壁が全て突破されたのは史上初めてのことなのだ。

 特に深刻なのは、今も冷却が完了していないことだ。冷やし続けなければメル

トダウンが進行し、格納容器も破壊し、封じ込めることは出来なくなる。

 現在、燃料が溶け落ちた1、2、3号機の圧力容器内部は、粉砕された燃料が

下に堆積している。3号機に至っては、崩れた燃料がシュラウドの内側に堆積し、

冷却用の水がシュラウドと圧力容器の間にとどまっていると見られている。その

ため冷却能力に支障を来しており、圧力容器の真下が破断してしまう危険性があ

る。そうなればもはや格納容器が破壊されるのは時間の問題となってしまう。

 燃料の全溶融により圧力容器が破壊され、格納容器も貫通していたことで、冷

却に水棺方式をとることにも意味がなくなった。水浸しそのものが不可能になっ

ただけでなく、大量の冷却材投入は汚染水を際限なく増やし、環境への大量漏え

いが避けられない事態となるからだ。

 燃料をいわば「漉しとっている」のに等しいため、セシウムだけでなくストロ

ンチウムやプルトニウムも漏出することになる。それが海に流れ出せば、取り返

しのつかない大規模汚染になってしまう。

 既にこれまでに政府発表でも520トン、4700兆ベクレルもの放射能を放出した

とされる。高レベル汚染水を溜めるためとして意図的に放出され、周辺諸国から

批判された集中廃棄物処理施設の1万トンを超える廃液は全体でも0.1兆ベクレ

ルだったのだから、その規模のすさまじさが分かるというものだ。このうえ1立

方センチあたり100万ベクレル規模の廃液を1万トンも放出したら、いったい太

平洋はどうなってしまうのだろうか。

以上、抜粋転送

2011年6月 2日 (木)

【59】FW: 「原発労働者 被ばくの実態」 関西テレビ

以下、懐かしい未来MLからの転送です。

大畑豊です。

http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65737846.html

> 先日心筋梗塞で男性が一人死亡し、被曝の可能性が低いと報じられた。だが本

> 当にそうだろうか。報道番組「スーパーニュースアンカー」は、原発ジャーナ

> リスト樋口健二氏や、原発で被曝しながら働く労働者に取材を重ね、驚くべき

> 実態を明らかにしている。スクープに近い報道だ。

上記ページに映像写真とテキストが掲載されてますが、その下の方に映像(約12

分)もアップされてます。

関西テレビのウェブサイトより:

http://www.ktv.co.jp/anchor/today/2011_05_23.html

> スーパーニュースアンカー 2011523日放送 

>

> 原発労働者 被ばくの実態

>

> 福島第一原発では、労働者が多量の放射線を浴びながら事故処理に当たってい

> ます。しかし事故が起きなくても労働者は日ごろの定期点検で放射線にされさ

> れています。原子力を利用する上で避けて通れない、労働者の被ばくについて

> 考えます。

>

> 樋口健二さん。

> 原子力発電所で働く労働者の被ばく問題を訴えてきた写真家です。

> 【樋口さん】

> 「これが世に初めて出てスクープになった。世界中、この写真がないの。ここ

> から入るの。特攻隊。

> 【阪南中央病院・村田三郎医師】

> 「安全というよりは、社会的に合意する実行可能なレベルということで決めら

> れた数字。健康に関して安全ということで決められた数字じゃない」

> 【元原発労働者・梅田隆亮さん】

> 「ビービー鳴りだしたら作業にならんのですよ。(Q.どうしてたんですか?)

> 外すんですよ。『おじちゃん』にあずけておくわけね。(Q.おじちゃんとは?)

> それ専門に預かってくれる人に。

> 「心筋梗塞は放射線が原因の可能性がある」という長崎大学病院の意見書もあ

> ります。梅田さんの被ばく量は記録上は8.6mSvですが、当時、アラームメーター

> や線量計はずしが常態化していたといいます。

> 野宿しながら原発の定期検査に行き、仕事が終わると野宿生活に戻る人もいま

> す。

> 彼らは、放射線量の高い炉心で数分間作業をする「飛び込み」や「特攻隊」と

> 呼ばれる仕事を担っています。

> 文部科学省の調査では1999年までに放射線業務に従事した27万人のうち、65000

> 人の居所がつかめず、生死もわからないとしています。

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